加藤茶さんと高木ブーさんが、人気アニメのキャラクターと交流しました。

2024年7月の東京・上野でのスタートを皮切りに、全国巡回展を開催している『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展~発掘!5人の笑いと秘宝たち~』。

2025年6月26日(木)より、東京・新宿で開幕するにあたり、オープニングイベントが行われ、加藤さんと高木さんが出席しました。

本展は、昭和から平成にかけてお茶の間を沸かせた国民的音楽バンドであり、コントグループでもあるザ・ドリフターズ(いかりや長介さん、加藤茶さん、仲本工事さん、志村けんさん、高木ブーさん)が結成60周年を迎えたことを記念したもの。

ドリフの知られざるデビュー前のエピソードや、結成初期のミュージシャンとしての活動、そして、コメディアンへと進化してからの厳選されたコントの数々やメンバーの軌跡をあますことなく紹介しています。

加藤茶のカツラ“初号機”は捨てたつもりだった!?高木ブーがドリフ以外に描いたことがあるのは野茂英雄だけ!?

オープニングイベントに登場した加藤さんと高木さんは、アニメ『ワンピース』とコラボしたTシャツを着用して登場。

『ワンピース』のキャラクターと、ドリフターズの面々が描かれたもので、加藤さんは「ありがたいね。ルフィは世界で一番有名な人でしょ?」と笑います。また、「一番お金稼いでるからね。俺たちよりも稼いでるんだから」と付け加えると、高木さんも大笑い。

その後、本展、2度目の東京開催を記念して行われるテープカットにルフィが登場すると、「すごい!びっくりしたなぁ」「いえーい!」「悪いねぇ」と驚きつつ、「動きがキビキビしてるねぇ」と興味津々の様子も見せます。

そして、ルフィと3人揃って“カトちゃんぺ”で写真撮影もして、つかの間の交流を楽しんだ2人でした。

ルフィとともにカトちゃんぺをする加藤茶、高木ブー

イベントでは、展示品の思い出について語る場面も。加藤さんが実際に使用していたカツラの“初号機”、実は「もう使わないから捨ててくれ」と妻に頼んでいたものの、加藤さんには内緒で妻が実家に保管していたそう。加藤さんは「よくとっておいてくれた」と、しみじみ。

“初号機”だけに、貴重度はかなり高いですが、加藤さんは「あまり高くはないでしょ」とポツリ。すると、高木さんは「売っちゃったら?」とあっけらかんと言い放ち、笑いを誘いました。

高木さんにまつわる展示で注目なのは、これまでに描きためてきたドリフターズのイラストの展示。このイラストを描き始めたきっかけを聞かれると「最初は年賀状に雷様の3人を描いた。(その当時は)下手くそで。そうしたらある方から『カレンダーにしたら?』と言われてやってみて。(続けていたら)うまいとはいかないけど、見られるようになった」と語る高木さん。

続けて、「ドリフターズ以外で書いたのは、野茂(英雄)さんだけ」とも。それだけ、ドリフターズを描くことが好きだったそうですが、「(加藤さんの)“ぺ”を描くのは楽ですよ。長さん(いかりやさん)の場合は下唇をグーッとすればいいし」とユーモアを交えて語り、加藤さんを笑わせました。

加藤茶&高木ブー ファンと握手やグータッチで交流

オープニングセレモニーのあとには、お客様をお出迎え。2人は入口に座り、それぞれのキャラクターイラストが入った名刺を一人ずつ手渡ししていきます。

イラスト入り名刺を手に笑顔を見せる加藤茶、高木ブー

来場者には小さな子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方が。「ありがとう」「何歳?」「学校は?休んだの?ごめんねぇ(笑)」などと会話を交わしたり、握手やグータッチをしたり、ファンとの交流を楽しむ加藤さんと高木さん。

展示会を訪れたファンに名刺を手渡す加藤茶、高木ブー
展示会を訪れたファンに名刺を手渡し、笑顔で会話を交わす高木ブー

ひと通りのお出迎えを終えると、多くのファンとの触れ合いに高木さんは「すごいよね」と感激。加藤さんは「今日も泣いてる人がいました。『長生きしてください』と言われたんで、長生きします」と、決意を新たにしていました。