「yukiデリ」の調理責任者だった鷲尾勇(水澤紳吾)の告発動画は、中越紘海(北川景子)たちお客様相談室のメンバーに大きな衝撃を与える。
しかし、結城旭(大森南朋)はデタラメだと言って取り合わず、旭が10年前のアレルギー事故について何か隠しごとをしていると疑う望月耕輔(筒井道隆)にも「俺はお前に隠していることなんかない」と断言する。

そんななか、偶然、旭と昼食をともにした紘海は、旭が今もなお、失踪した次女・萌子の生存を信じていることに気づき、激しく動揺する。
さらにその日の夕方、学校帰りの中越美海(一色香澄)が、紘海の職場を見てみたいと最寄りの「スイッチバック」へ向かったことを知ると、紘海の表情は一変。旭から、1日に3回ほど店舗の売り場を見て回っていると聞いていたため、2人が店で鉢合わせるのではないかと、あわてて店に向かって走り出す。
一方、望月は、10年前の事故をしつこくかぎまわる記者・東砂羽(仁村紗和)を呼び出して再度忠告するが、反対に、旭が鷲尾に事故の責任を押しつけた証拠があると言われ、旭への疑念が増していく。

そうとは知らない紘海は、旭の懐刀といえる望月なら何か秘密を知っているかもしれないと偶然を装い、居酒屋で1人、酒を飲んでいる望月に近づき…。

そのころ、駅のホームで目当ての列車の到着を待っていた美海は、スマートな所作が目を引く駅員・柊大地(小林虎之介)に一目ぼれしてしまう。