ファンキーな夫・広行(浅野和之)と離れたりくっついたりのこれまで
第1期のスタート当初から、広行との結婚生活には危うい気配がありました。典子は家事以外にすることがなく、仕事や学校から帰って来た広行と息子・翔を元気に「おかえり!」と迎えても、相手にされず…。日々孤独感を募らせていました。

そんなある日、広行が出会い系サイトを利用していることが発覚。激怒して、当てつけのように自らも出会い系サイトに登録し、男子大学生と何度か会う仲になります(毎度、万理子が同行)。しかし、最終的に大学生には彼女がいること、ただの話し相手としてマッチングしていたことがわかり撃沈。
それでも懲りず、今度はメル友をつくることに。お互いの素性を知らぬままながら、とにかく話が合う人などと、ウキウキで千明に語る典子。そんななか、広行との離婚が決定。広行と離婚届を出す日に、メル友と初めて会う約束を交わします。

典子は、千明に同行してもらい、約束のバーへ。メル友とお互いを確認するアイテムとして決めていた「ピニャコラーダ」を注文。すると、隣からも「ピニャコラーダ」を注文する声が。そこにいたのは…あろうことか広行でした。
夫婦として会話がなくなっていたものの、メル友として話が弾んだことで、改めてお互いに気の合う存在だと気づいた2人は、ヨリを戻します。しかし、『2012年秋』では、また元の冷め切った夫婦関係に戻ってしまいました。

その後、第2期序盤には、広行の不倫疑惑が浮上。広行を尾行した典子は、不動産店に行きつき、店員の女性との仲を怪しみます。千明も巻き込み、真実を探るなかで、実は典子の思い違い違いだったことが判明しますが、やがて広行が家出をしてしまい、行方不明に。
長い間、連絡もつかない広行でしたが、たまたま和平が仕事中に姿を見かけ、すぐさま典子が現場へ。海辺で寝ているところを確保しました。
典子と広行は、長倉家で話し合うことに。何があっても広行のことを嫌いになれないと素直な思いを明かした典子は、家出を繰り返す広行の行動を帰れる場所があるとわかっているから、たまに逃げたくなるのでは、と分析。広行も同意しました。

そこで、典子は「時々、出ていくことを許す夫婦」になること、「1回家を出ていくごとに10万円を払う」ことを提案。これを広行も受け入れ、再び夫婦としてやっていくことを決めたのでした。
主婦だからこその孤独を抱え、それでも長倉家の面々とともに明るく生きる典子。第3期では、広行の動向は不明ながら…水谷夫婦の今後にも注目です。