9月5日(土)21時より、フジテレビでは、土曜プレミアム『有吉の夏休み2020』が放送される。毎年恒例となった、有吉弘行が仲間たちと過ごす夏休みを追うバラエティ特番だ。

2013年9月の初回放送以降、毎年ハワイロケを行ってきたが、8年目を迎える今年は、初の国内ロケで、“気の合う仲間と国内で過ごすバカンス” を楽しむことに。

今回、有吉とともに参加したのは、2017年以来3回目の参加となる小嶋陽菜、8年連続皆勤賞の田中卓志(アンガールズ)をはじめ、中岡創一(ロッチ)、丸山桂里奈、みちょば、吉村崇(平成ノブシコブシ)という気心の知れたメンバー。

一行は、この番組のために芸能人が提供した“オススメスポット”を集めた番組オリジナルの<旅のガイドブック>をお供に巡る。

ハワイで超人気のステーキ店で極上肉に舌鼓!

まず、<旅のガイドブック>から厳選し、2階建て観光バスに乗った一行が最初に訪れたのは、某大物ミュージシャン行きつけのニューヨーク発のステーキ屋さん。

同店は、ハワイでは連日満員の超人気ステーキハウスで、有吉も、「東京にいながらハワイを味わわせてくれるのね♪」と、うれしそうな表情に。ダイナミックな定番メニューに加え、国産の極上肉を使った逸品をオーダー。

ハワイよりもボリュームがあるのでは、というほどインパクトもバツグンのステーキがサーブされると、「ああうまい!一口目は震える」と有吉も目を細める。

ステーキ店でハワイ気分と贅を尽くした料理を味わった面々が次に向かったのは、ある人気アナウンサーがすすめる“アジア初上陸”のアトラクションが楽しめるアスレチック施設。

お目当ての巨大クライミングアトラクションは、標高約400mの山頂にあり、下を見れば目もくらむような高さだ。

小嶋陽菜が涙&思わず引退宣言!?

しかし、先頭を行くみちょぱは、臆するどころか眼下に広がる絶景に「気持ちいい!」と歓声をあげ、ハーネス(命綱)だけを頼りにぐんぐん進んでいく。高所が本当に苦手な小嶋は、怖さのあまりその姿を見ただけで「もう無理だ~」と座り込んでしまう。そんな小嶋を励ます有吉も、自らアトラクションに挑戦。それまで平静だったが、思わず聞いたこともないような奇声を上げ…。

後半、さらなる過酷なミッションを課せられた小嶋は「もうやだー!」と涙目になり、「引退します!」と口走ってしまう。

クライミングアトラクションでスリルを満喫したあとは、ママタレとして大人気のある芸能人も利用したキャンプ場へ。

川遊びでテンション爆上げ!悪ノリしすぎて…

広々としたキャンプ場が貸し切りと聞いてさらにテンションの上がったメンバーは、さっそく思い思いの水遊びグッズを手に川遊びへ。

すっかり童心に返った有吉が、みちょぱや丸山を相手に悪ノリを始めると、「あの人最低!」と言いながら女性陣も応戦し大盛り上がり。はしゃぎ疲れたあとは、優雅なグランピングタイムへと移った。

お楽しみのキャンプ料理は、吉村が担当。この日のためにBBQ芸人・たけだバーベキューにワンランク上の料理を教わっていたのだ。懸命に料理する吉村を尻目に、のんびりする有吉や女性陣は吉村を給仕扱い。ついに吉村がキレる一幕も。

しかし、鯛を使ったアクアパッツァや鉄板で豪快に炒めた焼きそばができあがると、「ザ・キャンプって味!」(有吉)、「めちゃくちゃおいしい!」(丸山、みちょぱ)と大好評を博した。

おいしい料理と、有吉の地味過ぎる趣味、みちょぱの結婚願望に迫るトークのあとは、夏の風物詩・花火で大はしゃぎ。盛沢山だった夏休み初日を終えた。

2日目は、スリル満点のアトラクションに挑戦

2日目は、渓流で行うアウトドアスポーツ・キャニオニングへGO!ウエットスーツに着替えたメンバーは、森の中へ進み川にできた天然のウォータースライダーを滑ったり、高さ6mの岩からダイブしたりと東京とは思えない大自然を満喫。

そんな中、滝の上に張られたワイヤーロープを滑車を使って渡るスリル満点のジップラインでは、元なでしこ・丸山にまさかの事態が発生。ひやりとする場面でさりげなくフォローする有吉のやさしさが際立った。

昼食は、渓流を眺めながらテラス席でニュージーランドテイストの料理が楽しめるカフェへ。奥多摩産の鹿肉を使った名物料理に舌鼓を打ちつつ、話題は中岡の恋バナや丸山の将来の話へ。このメンバーだから話せる、一歩踏み込んだ“ここだけの話”を展開した。

続いて、過去7年分の放送の中から、みちょぱがセレクトした「見ると楽しくなるハワイ名場面」を全員で鑑賞。懐かしのシーンや、見るたびに驚く貴重映像を率直なコメントで振り返った。

ロケもそろそろ終わりに近づくと、中岡がハーモニカを取り出し、「カントリー・ロード」を披露。素朴な音色に聴き入るメンバーたちは、旅の冒頭で「ハワイに行きたかった」とこぼしていたのがウソのような大満足の表情で、楽しかった2日間の余韻に浸った。

収録後は有吉も、「貴重な回だと思います。日本もいいですね」とコメント。ハワイの透き通るような海や壮大な自然ももちろん魅力的だが、都内近郊でも存分に楽しんだ彼らの姿が教えてくれるのは、一番大切なのは「どこへ行くかではなく、誰と過ごすか」ということだった。