ハインツ日本株式会社のパスタソース「大人むけのパスタ」のブランドアンバサダーに松本まりかが起用され、9月24日(木)、都内で就任記念イベントが開催された。
イベントでは、外出自粛期間中に松本がたびたびおこなって話題を呼んだ、個性的なインスタライブについてのトークや、「大人むけのパスタ」商品を使ったアレンジレシピの調理・実食のインスタライブ配信などが行われた。
加えて、松本への質疑応答コーナーでは、本人の素顔に迫るやりとりもあった。
──松本さんが思い描く「大人の女性」像とは?
自立をしていて、誰かに頼らなくても生きていける女性になりたい、と、自分が30代になった時にそう思って。20代まではいろんな人に助けられながら生きていたんですが、30代からは、一人でも生きていける、だけど上手く人を頼れる、そういうコミュニケーションができる人が、大人の女性だなって思います。
──多種多様な場で活躍され、忙しい毎日を過ごしていると思いますが、今の心境はいかがですか?
忙しく…なくはないかもしれないですね(笑)。ドラマだけではなく、雑誌の仕事やバラエティ番組と、いろんなお仕事をさせてもらって、今は本当にめまぐるしい日々。だけど、とても充実しているし、この歳になって初めての経験をたくさんさせていただいてるなと思うんです。それがとても楽しいですし、この歳からでも初めてのことに挑戦できる幸せを感じています。
挑戦する上で、たくさん失敗もしますし、失敗しながらも成長しているということを実感できています。何歳になっても、初めてのことに挑戦して、失敗してもいいんだ、そのおかげで成長できるんだ、っていうことを学んで。今、毎日がそういう日々で、すごく人生がキラキラしていてるんです。大変だけど、たくさん泣いたりもするけど、毎日が楽しいって思えますね。
──休みがあったら、何に使いますか?
休みがあったら…考えたこともなかったんですが、何をするんでしょうね…。でもやっぱり、忙しい毎日の中でも、心の余裕はすごく大事だと感じていて。今はすごく忙しいんですが、その中でも、少し一人になって、今の自分と向き合う時間、その時の自分を反芻(はんすう)する時間っていうのは、すごく必要だなと。1日の終わりにそういう時間を設けて、また新しい1日を迎えるという、忙しい中でもそういう時間を取れる人になりたいなと思っています。
──多彩な役を演じていますが、役作りで大事にしていることは?
台本の文字面でとらえない、ということですかね。誰かが私の役についてしゃべっているセリフだとかを手がかりにして「彼女は一体どういう生い立ちで生きてきたんだろうか」と問いながら、その人の人生を考えることを大事にしていますね。
それで欲を言えば、あるシーンに立った時、自然と湧き上がるその人の人生観というようなものまで、にじみ出てきてくれたらいいなぁと思いますね。やっぱり、人って、表面的に見えているものと奥底で考えていることってすごく違ったりするじゃないですか。私が役を演じる時に、表面に見えている役柄と、その内側にあるもの、両方をミックスさせて、なるべく深くその役を演じたいなと思っています。