「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。

10月1日(木)の放送は、コント「令和のブサイクな恋」で、宮沢直樹(宮田俊哉)が力のこもった熱演を魅せ「超BUSAIKU!?ランキング」ではキスマイメンバーのアイデア力が試された。

手作り料理が火種…「やられたらやり返す!」宮沢直樹の反撃

彼女のマイコ(福田沙紀)が帰宅すると、あの銀行員に憧れている宮沢直樹(宮田)がスーツにエプロン姿でお出迎え。「じゃーん!直樹特製、しょうが焼きです!今日は仕事休みだったので、タレまで作りました」と、得意げに話す。しかし、一口食べたマイコは「しょうがの味が濃い」と顔をしかめる。味見をして「ダメだ、捨てよう」と言う宮沢を慌てて止めるマイコ。この豚肉はマイコが奮発して買っておいた高級品だと明かすと、宮沢は「では、私が悪いと?」と笑顔が一転、冷たい表情に。

そんな態度にマイコが自分の非を認めろ、と怒ると、宮沢の顔が険しくなりスイッチオン!「私どもをみくびらないでいただきたい」「この料理は満身創痍の状態です。だが、まだ死んじゃいない。この肉もしょうがも現場の食材たちは誇りを持って働いている」「確かに、味見をしないために不正が起こりやすく味が流れていく。だが、あんたはその構造に気づいていながら何の手当もせず食べ続けた。最も不要なコストはマイコ!お前だー!」と、まくし立てた。

驚愕したマイコがぶちギレると、「この際、全部吐け。吐けぇー!!」と叫ぶが「もう胃の中だし吐けませーん」と呆れた様子で返され…。すると、「お前はバンカーの面汚しだ。ここにいる資格はない。出ていけ。出ていけー!」と絶叫。だが、ここはマイコの部屋。逆に出ていけと言われると、一瞬固まったのち、「やられたらやり返す、倍返しだ!」とキメるが、マイコの強烈なビンタが宮沢を直撃。顔を真っ赤にして「大和田ー!」と吐き捨てた。

SNSでは「宮田くん超絶似てる(笑)」「わりとガチで半沢のものまね上手いww」と大ウケの一方「しょうが焼き失敗するのは、宮田くんリアルネタなのがもうww」「しょうが焼き、洗ったらいいやん宮っち(笑)」と、実際に宮田は自分で作ったしょうが焼きの味が濃すぎて水洗いした、というエピソードを想起させる展開に盛り上がった。

サプライズなのに…「普通」の評価に戸惑う北山と横尾

キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」。テーマは「直接会えない彼女をキュンとさせる誕生日」。今日は彼女のマイコの誕生日。直接会えない状況の中、一年に一度の大切な日をキスマイメンバーはどうお祝いする?

ゲストで初登場の松本穂香は、ブサイクだと思う男性はヒゲを触ってジョリジョリ音を立てる人だと明かす。それを聞いたMCの宮田は「良かった〜。俺、ヒゲ脱毛しているので、よろしくお願いします」と笑顔で返し、同じくMCの二階堂高嗣が「脱毛してるの?」と驚く一幕も見られた。

北山宏光は「パソコンに送ったメール開いて!」とメッセージを送信。マイコがメールを開けると、北山がマイコの女友達5人を集めてオンラインで一緒にお祝い。「じゃあみんないくよ、せーの、お誕生日おめでとう!」と声をかけ、クラッカーを鳴らす北山。そして「そろそろかな」と呟くと、マイコの家のインターホンが鳴り、みんなが作ってくれたかわいい寄せ書きが届いた。思わぬサプライズにマイコも大喜び。「じゃあ、みんなで乾杯しようぜ」と、賑やかでやさしさが詰まったお祝いだった。

しかし、ゲスト審査員の評価はなぜか真っ二つに。5点をつけた松本は、北山に「1人目だからですよね?」と、初登場ゆえの理由を期待されるが「ちょっと…普通だったかな」と容赦ないジャッジを下し、北山は思わず苦笑い。同じくゲストの松田ゆう姫は、すごく良かったが女友達に声をかけたことに対して「やきもち焼きだから、キャッキャ楽しくやってたのを想像すると、ちょっとイラッとしそう」とごもっともな意見。これを受けて北山は「メンズだけだったら?」と提案するが、予想斜め上の案に「おかしくない?」と思わず吹き出す松田だった。

藤ヶ谷太輔はパソコン画面越しにお祝い。「プレゼント買ったのよ」と言って取り出したのは、リボンがかかった小さな箱。「最新でしょ、オンラインって」「そっちに投げたりしたら届くのかな」「いくよ、せーの」と箱を投げるが、当然マイコの手元に飛んでくるはずもなく。しかし「コントロール、ズレちゃったぽいわ」と言って指差したのはマイコの後ろに置いてある入れ物。マイコが蓋を開けると…そこには投げたはずの箱が!箱の中身は、マイコが欲しがっていたピアス。

さらに、一輪のバラも届けると言うが…「ちょっと待って、あれ、おかしいな」と何回か投げてみたが、やはり手元には届かず。ところが、藤ヶ谷に言われてマイコが棚を開けると…バラの花束が!「回数投げたから増えたんだね」と、マジックのようなサプライズ。「落ち着いたら、すぐに会いに行くからさ。そのピアスつけて一緒にデート行こう」とうれしい約束もしてくれた。

松本は、ピアスのことを覚えていてくれたことが良かったとコメントし「お花が増えてたのもかわいい」と高評価。ゲストの若槻千夏は、「小ボケでは」「ふざけてるんじゃないか」と呟いていたキスマイメンバーに対して「これ、ユーモアなんです」と力説。宮田が「ユーモアってね、良い時もあれば悪い時もあるから」と反応すると、二階堂が「たぶんあれ僕がやってたら『え、いつ入れたの、キモっ』ってなってる」と自虐し、笑いを誘った。これに対し若槻は、二階堂は過去の放送で真っ裸でお尻を出したりと「ユーモアがすぎるじゃん」とズバリ指摘して、さらにスタジオを笑わせた。

ネット上では「可愛すぎるし、すごい…リモート神だわ…」「これ仕込んでるの想像したら可愛すぎて転げ回る♡♡」という愛あふれるコメントと同時に、「会えないのにいつマイコの部屋に入ったの?笑」「留守の時に忍び込んだ?」と冷静なツッコミを入れるファンも見られた。

横尾渉は、マイコの仕事終わりを見計らって電話。「メールでも送ったけど、ちゃんと『おめでとう』って言おうと思って」「プレゼントとか、ちゃんと渡したかったんだけど」と話しているうちに、マイコの家のインターホンが鳴り…大きな花束と箱に入ったプレゼントが届いた。マイコの喜ぶ声を聞いて、ちょっぴりドヤ顔の横尾。「今年は直接渡せないけど、何かしら渡したいなと思って」「会えるようになったら、ご飯食べに行こうよ。そこで改めてお祝いさせて」と楽しみな約束も欠かさなかった。

奇をてらわないスタンダードな対応だったためか、点数はさほど伸びず。若槻は「求めちゃったんですよね」と、北山と藤ヶ谷のVTRを見た後だったので「普通」に感じたそうだが「彼氏としてはうれしいんだろうな」とコメント。松田も若槻に同調するが、キスマイメンバーに「VTR見ながらちょいちょい笑ってた」とツッコまれると「普通だなと思って」と打ち明けた。“普通”の連発に、横尾が北山を指しながら「我々上(年長)の2人はね、サプライズって苦手なんだと思う」と弁明すると、二階堂が「普通だったよ」と追い討ちをかけた。

「それだけ!?」塩対応の玉森にざわつくスタジオ

玉森裕太は日付が変わった瞬間にマイコにメール。「お誕生日おめでとう!マイコにとって素敵な1年になるといいね!今はなかなか会えなくてメールでお祝いになっちゃったけど、会える時に盛大にお祝いさせて^^本当におめでとう!」と温かいメッセージを送り…これで終了!

あまりにもシンプルすぎる内容に「えー!?」とどよめくスタジオ。二階堂の「淡白すぎるって」というツッコみの通り…ゲスト審査員は全員0点評価。キスマイメンバーも「ゼロ!?」と連発する驚愕の結果に、「それはない!」と肩を落とす玉森。松本はメールの文章が彼氏彼女の関係に見えないと言い、若槻も松田も「友達のようだ」とうなづくが、玉森は「そ〜ぉ〜?」と首を傾げる。すると若槻が「私が今年もらった手島優からのLINEと一緒」と明かして笑いを誘った。

松田も「既読スルーしちゃうんだけど…」と手厳しい評価を下すと「え〜?俺、真剣に考えたのに」とショックを受ける玉森。二階堂に対応の意図を問われると、玉森は「これがリアルだって。12時ぴったりに送った、電話も、もしかしたら寝てるかもしれないとか、プレゼントなんてその日に届かないし…」と持論を展開するが、若槻に「何時代ですか!」と斬られる始末。松田から「好きすぎてどうしたらいいかわからない状態ってこと?」と聞かれると、「ああ、近いかもしれないですね」と返すが、すぐさま「だまされないで!絶対違う」とさらに斬られてしまった。

視聴者からは「さすがお玉ちゃん笑笑 忖度一切なし!笑」「12時待ってるってとこで塩(対応)ぢゃないよ!」「全然いいよ!こっちから電話するよ!!」「ほんのりポンコツ具合も超絶愛おしい♡」と落ち込む玉森にぜひ見てほしい、温かいコメントが多く寄せられた。

千賀健永はマイコに電話するが、なんだか声が暗くてテンションが低い。「そういえばマイコに動画撮ったのよ」と早速動画を送り、マイコが開くと…三角のパーティ帽子をかぶった千賀が、満面の笑みで「ハッピ〜バ〜スデ〜♪」(「Happy Birthday」/北山宏光&二階堂高嗣)と歌って踊り始めた!さらに友達も動画に加わり、みんなでダンス。電話の声と打って変わってハイテンションな声で「マイコ!誕生日おめでとう!」と、友達とみんなでクラッカーを鳴らし「そろそろプレゼントが届く頃かな?」と言うと、ちょうどマイコ宅のインターホンが鳴った。

手の込んだお祝いに、キスマイメンバーは「すごいよ!」と絶賛。若槻は「最初のテンション低すぎません?」とコメントするが、千賀曰く「完全に計算でした。動画で明るいから」とギャップを狙ったそう。満点をつけた松田は「これ以上あげたい」と大満足。北山と同じく女友達を集めた対応だったが、千賀のアイデアはいいが北山のは「なんかイラッとした」そう。対して松本は、一番のポイントである動画に「トキメキはなかった」とコメント。宮田が「(振り付けは)千ちゃんが考えた?」と聞くと「そうです。結構難しいのよ、これ。こう、こう、で、こう…」と細やかな指の動きを披露するが、松本が「何でその振り付けなんだろう?」と斬り込んで笑いを誘った。

SNSでは「ダンスと動画編集と得意なこと詰め込んだね〜♡」「まじで才能の塊だと思う超面白い」「テンションのアップダウンがまじサイコパス千賀らしくてよきww」「曲のチョイスがキスマイで愛が深いわ、センスも流石です、千ちゃん♡」と賞賛の声が集まった。

次回、10月22日は、「初めてのスッピンを恥ずかしがる彼女への対応」と新作コントが放送される予定だ。