就職より起業!?「これ初めて言いました(笑)」という、ユニークな発想を明かしてくれました。就活や受験を頑張っている皆さんへエールも!

――作品テーマにちなみ、もし佐野さんが就活をするとしたら、どんな業界、会社に興味がありますか? 

昔はハンバーガーショップとか、アイスクリーム屋さんで働いてみたかったです!今は起業したいです。

――ハンバーガーショップとアイスクリーム屋さんの理由を教えてください。

もともと好きで、中学生の頃は、アルバイトをしたらまかないで食べられるのかな?と思っていて。毎日ハンバーガーやアイスを食べられたら嬉しいな、みたいな感じです(笑)。

――起業は、どんなジャンルでしたいですか?

そこはまだ全然考えていないですけど、ファッションとか、便利グッズとか…これ初めて言いました(笑)。小さい頃から「こういう物があったら便利なのに」って思うことが多くて。例えば、最近もう出ていますけど、壁に穴が残らない画びょうとか。そういう“あったらいいな”を考えるのが好きでした。

「ここで落ちたら終わり」勝負どころに共感

――本作を通じて、就活に対してどんなイメージを持ちましたか?

終わってから振り返ると、あんなに悩まなくても大丈夫だったって思えるかもしれないですけど、その最中は皆“人生をかける”ぐらいの気持ちでやっていると思います。僕も大学受験を経験しているので、「ここで落ちたらもう終わりだ」と思う気持ちは分かります。メンタルが相当削られると思うので、今まさに就活中の方には、本当に頑張ってほしいです。

――オーディションには、就活と近いものを感じますか?

これ、聞かれると「近いと思います」って答えていたんですけど、よく考えるとオーディションって1つ終わってもまだ、たくさんあるじゃないですか。でも試験だと話は違うというか。そこにかけて準備してきて、もし落ちたら次のチャンスはないかもしれない。そう考えると、就活の重みのほうが大きいのかなと思います。

――最後に、就活や受験に向けて頑張っている皆さんにエールをお願いします。

本当に思い悩むと思いますが、もし行きたいところに落ちてしまったとしても、心折れずにトライして、失敗してというのを繰り返すことが大事なのかなと思います。自分の気持ちさえあれば、きっと何度でも夢を目指すことはできる。自分の気持ちに負けずに、将来の自分に誇れるような今を生きてほしいと思います!

撮影:YURIE PEPE
ヘアメイク:望月光(ONTASTE)
スタイリスト:伊藤省吾(sitor)