<鈴木浩介 コメント>
命と向き合う厳しい現場なので、撮影自体もカロリーが高いでしょうし、患者さんとの精神的な向き合い方も大変だろうなと。特に主演の松本さんは、大変だと思います。息を抜ける瞬間があまりなく、第1話は緊張感がずっと続いているという印象でした。
(自身の演じる)金剛は、久しぶりにイヤな人ですね…(苦笑)。松山監督とはかなり長い付き合いですが、「何もやらないでください」というときと「とにかく、やってください」というときと、ディレクションが極端に分かれるんです。
ちなみに今回は、「やってください」の方だったんです。でも、どうやればいいんだろう(笑)。今はどういうふうに膨らましていこうか模索している最中で、きっと共演者のみなさんと現場で作っていくことになるんだろうなと思っています。
松本さんとは、最近も共演させていただいておりますが、松本さんとのお芝居はとても楽しくて。今回は役柄の関係上、コミュニケーションはとりづらいかもしれませんが、その雰囲気を楽しんでいこうと思います。
本格的な医療ドラマです。もちろん、エンターテインメント作品としての楽しみ方もあると思いますが、患者さん、そして命と真剣に向き合う“アシュラ”のひたむきな姿は丁寧に描かれていくと思います。その姿に胸を打たれますし、現場も同じようにひたむきに取り組んでいきたいと思います。