女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
8月27日(金)の放送では、「心を満たす…自分の時間」「ジェネレーションギャップを感じる言動」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、横澤夏子、ハイヒール・リンゴ、婦人公論元編集長の三木哲男と共に話し合った。
「心を満たす…自分の時間」というテーマでは、「夫は育児に協力的だが、ママ失格のような気がして、夫に子供を任せてカフェに行きたいとは言えない」という30代女性の悲痛な叫びが紹介された。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、そんな女性の気持ちが理解できるか問いかけると、「理解できる=76%」「理解できない=24%」という結果に。横澤も千秋も「自分が我慢すればいいと思ってしまう」「仕事なら(託児を)頼めるけど、カフェは罪悪感を感じる」と強く共感した。
竹山が「夫が『行っておいで』と言えば、外出しやすい?」と提案すると、千秋は「そう言ってくれれば、行ける!」と笑顔に。番組公式SNSには「自分が疲れていても、夫から『疲れた』と言われると何も言えなくなる」「今日の内容、今の私過ぎて、泣きそう」など、さまざまな声が届いた。
「子供を寝かしつけた後、深夜2時にワインとドラマを楽しむのが自分の時間」「子供が成長して有休が余るようになってきたので、月末の金曜日の午後は半休をもらってコストコに行くことにした」など、横澤が開催したオンライントークショーに参加した人たちの「自分の時間」の作り方も紹介された。
横澤のオンライントークショーにも参加した子育て環境クリエイター・山下真実氏によると、「自分の時間」を作るためには、自分のやりたいことを“見える化”して「この日のこの時間にこれをしたい」とあらかじめ時間を“予約”することが効果的だそうだ。
横澤は「自分のやりたいことがわからない時は、主語を“子供”や“家族”ではなく“私”にして考えるといい」と、山下氏の教えを代弁。千秋も「ママが(子供を置いて)外出するのが、特別ではなく当たり前になったらいい」と熱く語った。
「自分の時間」を使って取り組んだ壁面装飾を披露した横澤は、スタジオから「上手!」と褒められると大感激!SNSにも「横澤さん、ステキなママ!」と称賛が届いた。
自分の時間を使って勉強を始めた人も多いそうで、「大学生になった娘がドイツ語を学んでいるのを見て、韓国語を勉強したいと思うようになった」という55歳女性のエピソードも。
千秋は「映画を見たり本を読んだりしたら、その感想をSNSに上げる」「廃墟が好きで、建物の歴史を調べるために民俗学を勉強するようになった」と勉強に関する体験を告白した。
知らない人同士がzoomでつながり、ひたすら勉強している手元を映し続ける“オンライン勉強会”を開催している女性の例が紹介されると、三木は「バーチャル図書館のよう!」と絶賛。
三木は、「1日に2時間半は“自分の時間”が取れるというデータがあるが、大半の人がスマホを見て消費してしまっている。その時間をもっと有効に活用できるようになればよいのでは」とエールも送った。
娘がLINEで突然送ってきた「フロリダ」…何の略かわかる?
「ジェネレーションギャップを感じる言動」というテーマでは、「娘がLINEでやり取りしている最中に『フロリダ』と送ってきた。どういう意味?」という40代女性の疑問が登場した。
「フロリダ」とは、「お風呂に入るから離脱する」の略だ。しかし、「せきらら投票」で「『フロリダ』が何の略かわかる?」と問いかけると、「わかる=41 %」「わからない=69%」という結果に。スタジオでも、竹山と横澤、リンゴと三木は「知らない!」と困惑の表情を浮かべた。
リンゴが「最近の若者には通じない」と感じている言葉も紹介。「蚊帳」や「乳母」などを見たことがないというのがその理由だそうだが、スタジオでは「見たことがなくても意味は知っているべき」という結論になった。
「20代の娘は、サイトなどでネタバレを全て読んでから映画を見に行く。面白さが半減してしまうのでは?」という50代女性の意見では、三上と千秋が「気持ちはわかる」「面白い部分を見逃してしまうと損した気持ちになるから、先に見どころを知りたい」と娘に共感。
リンゴは「うっかりオチを知ってしまって、映画を見に行くのをやめたことがある」と母の意見に賛同し、SNSにも「ネタバレは絶対にイヤ!」という意見が。
三木は「食べログで評価を見てから食事に行くなど、先に他の人の評価を見ることが習慣になっているのでは?」と娘の行動を分析した。