8月26日(木)に放送されたフジテレビ『VS魂』は、先日閉幕した東京オリンピックで大活躍を見せた競泳選手が緊急出演。また、土屋太鳳、西野七瀬らも登場し、さまざまなトークやゲームが展開された。

『VS魂』は、キャプテンの相葉雅紀、キャプテン補佐の風間俊介をはじめ、佐藤勝利(Sexy Zone)、藤井流星(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)の6人が、あらゆる場所を舞台に趣向を凝らした対決企画に挑戦していくゲームバラエティ。

今回、東京五輪競泳チームとして、400m個人メドレー、200m個人メドレーの2種目で金メダルを獲得した大橋悠依選手、200mバタフライ銀メダルの本多灯選手、400mメドレーリレーで日本新記録を達成した入江陵介選手、中村克選手、また俳優の髙嶋政宏がスタジオに登場し、魂メンバー&山崎弘也(アンタッチャブル)とクロストークを繰り広げた。

五輪競泳チームが驚きの話を続々と告白!

『VS魂』の印象を聞かれた大橋選手は、「みんな明るくて、とにかく楽しいんですけど、いつも藤井さんがいじられているイメージがあります」と答え、藤井は「いつもじゃないですよ!」と苦笑い。

相葉から「ウチの中では水泳が一番得意なんです」と紹介され、山崎には「逆に流星くんに解説してもらいたいよね」とムチャぶりを受けた藤井は、「なんでオリンピック選手を前にして僕が解説するんですか!おかしいでしょ!?」と困惑。

さらに、大橋選手が金メダルを獲得した泳ぎの映像を見ながら、「流星どう?泳ぎ好きからして、もう少しこうしたらいいとかある?」(風間)、「ワンポイントメモでも」(山崎)と、またもやいじられた藤井は「あるわけないでしょ!?ワンポイントでも言ったら俺バッシング半端ないでしょ!?」とぶちまけ、笑いを誘っていた。

日本競泳女子史上初の偉業を達成した大橋選手は、相葉らに今の心境を聞かれると、「自分に金メダルが獲れると思ったことがなかったので、1つ獲れたことでも驚きですし、自分が“日本競泳初”なんて全く実感がないです」と告白。

続けて、「(本番の)5日前に選手村に入ったら気持ちも高まりましたし、だんだん体の状態も良くなって、当日にバッチリ合ってくれた感じですね」と明かし、魂メンバーはメダリストの話に熱心に耳を傾けていた。

また、本多選手と同じ年齢だという浮所が「そんな方が世界で闘っているということにすごく衝撃を受けて。僕も頑張らないと、と刺激を受けました」と興奮気味にコメントする一幕も。

他にも、大橋選手が200mの表彰式のときにトイレを我慢していた話や、本多選手が明かすメダル獲得の裏話、選手村のグルメ事情、入江選手&中村選手が“気まずかった瞬間”など、驚きのエピソードが続々と登場した。

岸優太、髙嶋政宏に“飲まれる”?

ゲームでは、プールに沈めれられた80枚の写真から、読み札に該当するものを探し出す「水中に似たものかるた対決」に、岸、藤井、濱口優、あばれる君が挑戦。

ゴーグルをつけていないため、水中でカードがなかなか見えず、藤井、濱口、あばれる君が苦戦する中、岸は立て続けに正解の札をゲット。プールサイドから対決を見守った佐藤に「見えてたの?」と聞かれると、「(水中でも鮮明に)見えてます。ピント合わせられます。視力Aです」と独特な表現で返し、笑いを誘っていた。

スタジオでは、SM趣味を公言している髙嶋に「目がすごい。裸眼で水中を見てもわからないでしょ?カルキとか染みなかった?それが好きだったりする?」と、ちょっと違う方向から話を振られると、岸は「全然好きじゃないですよ!嫌ですよ」と返答。

ところが、相葉に「本当は好きなんでしょ?」と確認されると、大先輩の髙嶋に気を遣ったのか、「ちょっと気持ちいいですけど…」と言いつつも、気を取り直して「言わされてますから!」とキッパリ。山崎から「髙嶋さんに“飲まれても”いいことないから」とツッコまれ、苦笑いしていた。

さらに、相葉は、髙嶋と初対面でお酒を飲み続けることになった顛末を明かした。「うちのリーダー(大野智)が髙嶋さんと面識があったので、僕が髙嶋さんとドラマをやるとなったときに、リーダーがその(対面する)席を設けてくれて。『ありがとう』と思って行ったら、そこにリーダーはいないわけ」と、大野の驚きの行動を暴露。

髙嶋が「西麻布の交差点の道端で会ってね…」と当時を振り返ると、山崎に「マッチングアプリじゃないんだから」とツッコまれ、相葉と髙嶋は爆笑していた。

自称“即興料理の天才”岸優太「ガラパコス諸島ライス」を振る舞う

ゲームでは、以前、滝沢カレンから「(画家でいうと)ゴッホタイプ」と例えられた、自称“即興料理の天才”こと岸の持ち込み企画「冷蔵庫ありもの料理対決」も。対戦相手として小倉優子、審査員として武井壮が登場。武井の自宅の冷蔵庫の中身を完全再現し、その中にある食材のみを使い、どちらがおいしい料理を作れるかを競うことに。

初回に続き、岸のアシスタントを務める藤井は、小倉に「前回、僕、何もしていないんですけど、岸くんにめちゃくちゃ怒られて…」と、前回、岸から謎の“責め”を受けたことをぼやき。一方、岸も藤井の代わりに浮所を切望したが、「スケジュールの都合で今回も流星くんでお願いします」と天の声から事情を説明され、藤井が「なんで後輩の方が忙しいんですか!?」と不満を漏らし、笑いを誘っていた。

料理中、お互いに文句を言いつつも、なんだかんだで息ぴったりの2人は、共同作業で1つの丼料理を完成。岸はその丼を「ガラパコス諸島ライス」と名付け、「独自のもので、この世にない1品。ダーウィンのようなオリジナリティです」と仰々しく説明。

試食した武井が「1つ1つは全然おいしくなんだけど、口の中で混ざると、懐かしい味だなと思う」と感想を言うと、岸は「意図的です」とドヤ顔。しかし結果、小倉に軍配があがり、武井から「100対2だった」と言われてしまう。

ところが、ショックを受けたのもつかの間、岸は「流星くんにもう少し働いてほしかった」とまさかのクレーム。藤井は「俺、結構やってたよ。ポーチドエッグとか作ったし」と反論するも、岸は「あれどう?これどう?とか提案が少なかったんですよ。出世するアシスタントは自ら言うんです」と続け、藤井は「腹立つ~!」と苦笑いしていた。

番組からのいじりに風間俊介「悪意あるぞ!」とタジタジ

風間と藤井がタッグを組み、映画「鳩の撃退法」で風間と共演する土屋太鳳、西野七瀬と勝負する「巨大風船撃退チキンレース」も開催。

「破裂寸前の巨大風船に1人ずつ空気を注入していき、割れてしまったプレーヤーの負け」というシンプルながらもスリル満点のこの対決。「怖いですよね」(土屋)、「すぐ割れそうな気がするし、意外とまだまだなのか…」(西野)と不安そうな2人に、藤井は「風間くんは『VS魂』でカッコつけるクセがある。(映画の)現場でカッコつけていたことは?」と質問。

土屋は「初めて共演させていただいたのが16歳の時。『人の悪いところを見たときにどうするんですか?』って聞いたら、『僕は人の悪いところが見えた瞬間に、その人が人間らしいなと思うんです』と言っていて、カッコいいなと思いました」と風間のエピソードを紹介。ところが、そのあとの風間のコメントがばっさり切られる編集に、スタジオで見ていた魂メンバーは爆笑。風間は「(編集に)悪意あるぞ!」とぼやいていた。

対決は、風間が「一番男前な入れ方」と絶賛した西野が堂々と攻めたり、ブラック風間が降臨したりと、両チームが果敢に戦うが、藤井が空気を入れ終わり、西野へ交代する前、誰も空気を入れていないタイミングでなぜか風船が破裂し、土屋・西野チームが勝利。予想外の結末に、スタジオでは髙嶋が「間違いなくお蔵入り」と指摘し、爆笑していた。

9月2日(木)の放送では、平野紫耀(King & Prince)と岸が対決。また、夏休み中の学校で魂メンバーが大暴れする。