三上博史さんが20年の時を超え、魂の歌声を届けます。
今年1月、劇作家・寺山修司さんの世界を表現した『三上博史 歌劇―私さえも、私自身がつくり出した一片の物語の主人公にすぎない―』に出演、唯一無二ともいえる刺激的な舞台空間を生み出した三上博史さん。
このたび、2004年に主演したロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』(※)のライブ・バージョンで、再び舞台に立ちます。
(※)オリジナルは、1997年からオフ・ブロードウェイで上演された傑作ミュージカル。
圧倒的な存在感で観客を虜にし、伝説ともなった三上版『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。一時は役者を辞めようとまで思っていた三上さんを、演劇の世界に引き戻すきっかけともなった作品です。
今回、作品そのものや楽曲への思い、そして、今の時代だからこそ伝えたいメッセージを熱く、真摯に語りました。
演劇ファンにとって、もはや伝説ともなっている“三上版ヘドウィグ”。上演された2004年当時、三上さんがどのような手ごたえを感じていたのかと聞くと…。