中島健人さん、miletさんが映画『知らないカノジョ』で初共演。芝居中のハプニングなど撮影エピソードを語りました。
映画『知らないカノジョ』は、大学で運命的に出会い恋に落ちたリクとミナミが、8年後、喧嘩した翌朝、2人が出会わなかった世界が始まり、その世界で愛が試されるという、ファンタジック・ラブストーリー。
本作で、中島さんは人気のベストセラー作家で“もう一つの世界”ではいち編集者となるリクを、miletさんは歌手の夢を諦めて作家・リクを支え続け、“もう一つの世界”ではトップアーティストとなっていたミナミを演じます。
映画で初共演となる中島さんとmiletさんのロングインタビューをお届け。撮影時のエピソードや、印象に残っているシーンなどをたっぷり聞きました。
中島健人 映画初出演のmiletの対応力に驚き「本当にストイック」
──本作のオファーを受けた際の心境を聞かせてください。
milet:私は演技が未経験だったので、ただただビックリ。なんで私なんだろうと思いましたが、演じるミナミが歌手の役だったので納得できましたし、台本もほぼ当て書きのような感じで書いてくださったので、お受けしました。
三木(孝浩)監督とは、私の楽曲『Always You』のミュージックビデオでご一緒したことがありますが、その完成品を見たときに、それまで以上に監督が撮る世界観が好きになっていたんです。
そんな三木監督からラブコールをいただきまして。『知らないカノジョ』の世界に入りたいと思いましたし、音楽に携われる映画だったことが大きな決め手になりました。
中島:miletさん、「何作目なんだろう」というくらい現場になじんでたよね。自分が「お芝居とは」なんて語れる立場ではないけど、少しは経験があるから「このカットはこうだから…」って伝えるタイミングがあるかなと思っていたのに、全然なくて本当に驚きました。
あとは、セリフを間違えることがなかったので、それもすごかったですね。
milet:セリフは間違えられないなって。初めてのお芝居でいろいろと足を引っ張りそうだから、とにかくセリフだけは覚えていかなきゃと思っていました(笑)。
中島:本当にストイックですごかったです。
──セリフを覚えるのも初めての体験だったんですよね?
milet:そうですね。でも、昔から“詞を覚える”ということはやっていたので、記憶力はいいほうだと思っていて。今回に関しては「とにかく足を引っ張れない」という思いが強かったです(笑)。