12月22日(火)24時35分より、フジテレビでは『フィギュア歌謡祭2020』が放送される。

この番組は、12月25日(金)から始まる「全日本フィギュアスケート選手権大会」(以下、「全日本選手権」)に出場するフィギュアスケーターたちの、“特別な年の特別な演技に懸ける想い”を、2020年を彩った名曲にのせて放送するというもの。

それぞれの選手の想いとリンクした楽曲が選ばれており、選手の幼少期の映像、これまでの軌跡など、ファン垂涎のVTRとなっている。

<放送日時&ラインナップ>

12月21日(月)24時35分~ 宇野昌磨×「感電」(米津玄師)

12月22日(火)24時35分~ 鍵山優真&佐藤駿×「炎」(LiSA)

12月23日(水)25時15分~ 坂本花織&三原舞依×「猫」(DISH//)

12月24日(木)24時45分~ 樋口新葉×「群青」(YOASOBI)

12月25日(金)25時05分~ 紀平梨花×「Laughter」(Official髭男dism)

各日放送終了後、FOD(無料)、TVerで見逃し配信

<#2 鍵山優真&佐藤駿×「炎」(LiSA)>

2人は、同じ世代に生まれ、同じ夢を目指した――親友であり、最高のライバル。

鍵山優真、17歳。オリンピアンの父・正和氏をコーチに持つ、フィギュア界のサラブレッド。昨年の「全日本選手権」で表彰台(3位)にあがり、未来を期待される次世代エースだ。

そして、佐藤駿。羽生結弦と同じ仙台のリンクで育ち、幼いころから“ジャンプの天才”として注目された逸材。日本では、羽生と佐藤しか跳べない高難度の4回転ルッツが武器だ。

2019年の「全日本フィギュアスケートジュニア選手権大会」では、鍵山が優勝、佐藤は2位となり、悔し涙を流した。互いに、「いい刺激になります」(佐藤)、「負けてられない」と闘志を燃やす。

2人は、今シーズンからシニアに転向。先月の「東日本選手権」。2人は、高難度のプログラムに挑んだ。しかし、鍵山はフリーで4度の転倒…大きな試練を味わった。

それでも、悔しさを力に変えて、3週間後のNHK杯で優勝。心に炎を灯し、未来を切り拓く。 

そして、2人の炎がぶつかる本当の勝負、「全日本選手権」へ。特別な年の、特別な全日本――。