安田章大さん(SUPER EIGHT)が、恋焦がれる唐作品に再び主演することが決定し、撮り下ろしビジュアルと喜びのコメントが公開されました。
安田さんが主演を務めるのは、初演から50年以上受け継がれる、アングラ演劇の旗手・唐十郎さんの名作戯曲『アリババ』『愛の乞食』の二作。初期の唐作品を連続で上演し、“関西弁”という新しいアプローチで挑みます。
2023年に主演した『少女都市からの呼び声』で初めて唐作品に挑戦した安田さんは、今年6月に新宿・花園神社境内に特設される野外テントで『アリババ』、『愛の乞食』に出演することが決定。そして、同じ演目でありながら、あえて全編“関西弁”で、8月~9月に東京・世田谷パブリックシアターにて、その後、福岡・大阪・愛知にて二作連続で上演されることが発表されました。
唐さんが旗揚げした劇団「状況劇場」によって初演された『アリババ』(1966年)と『愛の乞食』(1970年)は、現実と幻想、現在と過去が溶け合い、叙情的に紡がれる言葉の数々で、人々の中に眠る普遍的なロマンを呼び起こす作品になっています。
主演はSUPER EIGHT安田章大!個性豊かな俳優陣も発表!
演出は唐十郎さんと蜷川幸雄さんの両虎を師とし、アンダーグラウンド演劇に真正面から取り組んできた、新宿梁山泊主宰の金守珍さんが務め、新たな視点で戯曲の力を引き出し、アングラ演劇を次世代へつなげていきます。
安田さんの共演には、元宝塚歌劇団雪組トップスターで退団後はさまざまなジャンルの舞台で活躍する壮一帆さん、弱冠19歳にして朝の連続テレビ小説や大河ドラマに出演し注目を集める伊東蒼さん。
タレントやグルメリポーターとして知られる一方で俳優としても劇中で強い存在感を放つ彦摩呂さん、独特の笑いのセンスと卓越した演技力を併せ持つ福田転球さん、どんな役でも哀愁漂う容姿と芝居で人間味を感じさせる温水洋一さん、海外映画に多数出演し最近では全編フランス語の芝居に挑戦するなど体当たりの演技を見せる伊原剛志さん。
さらに、表現者としての飽くなき探求心から2021年に72歳にして初のテント芝居に挑戦、その後も出演を重ね、唐作品への造詣を深める風間杜夫さんが名を連ねます。
美しさと猥雑さが混在する唐ワールドを体現するに相応しい個性豊かな俳優陣の、“関西弁”による二作連続上演、アングラ演劇にどっぷり浸かるような没入体験に期待が高まります。
※伊東蒼さん、伊原剛志さんは『愛の乞食』のみ、風間杜夫さんは東京公演・福岡公演の『アリババ』のみの出演となります。
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