今年2024年8月13日、梅宮アンナさんは、乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表。
めざましmediaでは、アンナさん本人がその闘病の日々で感じること、伝えたいことを11月から連載形式でお届けしています。

11月7日、アンナさんは3時間19分におよぶ右胸の全摘出手術を行い、無事成功。
手術から8日後の11月14日には、無事に退院したことも報告しています。

14日に退院してから10日ほど。
アンナさんが打ち明けたのは、退院後に感じていた痛みと、ある悩み。
「こんなに残酷なのか」と感じた出来事を語ってくれました。

「断られてしまう社会が」直面した苦悩明かす

梅宮アンナ 公式インスタグラムより

(以下、梅宮アンナさん文字コメント)

退院して、
ずーっと泣いていました。

理由は、
不安で、、

今の痛さが
普通なのか?
でした。

退院して、毎日の痛みが当たり前になり、
今はちょうどマッサージを受けたくなってきた時期でした。

普通にマッサージを予約したら、
断られてしまう社会がありました。

話には聞いていて。
そして、自分も直面しました。

こんなに残酷なのかと。
健常者向けには、入れない様で。。


インスタで少し話したら、
やはり、ありました!

キチンと勉強していた人が。体験者でした。
インスタのコメントに書いてくれて。
わたしは、早速返しました!

そして、癒やされてきましたよー

(左)『Sirius blue』オーナーセラピスト・鶴谷和歌子さん

アンナさんが「癒やされてきた」というサロンが、パーソナルエステティックサロン『Sirius blue』。

東京・新宿区にあるこのサロンのオーナーセラピストを務める鶴谷和歌子さんは、
実は、2年半前にアンナさんと同じく乳がんと診断され、抗がん剤治療、手術、放射線治療を経験してきた“乳がんサバイバー”。
鶴谷さんは、当時肌のケアをしたくても傷痕やウィッグが気になりエステサロンに行けなかったり、また座骨神経痛を患った際も整体・マッサージに通えなかった自身の経験を生かし、
同じような悩みを抱えている人たちが安心して通えるようにという思いから、今年2024年の7月にプライベートサロンをオープンしたということです。
また乳がんの人だけでなく、お客さまに合わせた技術の提供、性別に縛られないジェンダーレスなサロンをコンセプトにしているということです。

(左)『Sirius blue』オーナーセラピスト・鶴谷和歌子さん

嬉しくって。

手術した患部は、さわりません。

ヘッド、首、肩甲骨、足裏。

やってもらいました!

エステ中の様子

アンナさんが撮影した施術中の一場面には、
タオルを使って脚を左右に動かし、ほぐすような動きが。

この様にがんや、病気のかたも、
普通に行けるサロンを
わたしは、世の中に広げていきたいです。

(左)『Sirius blue』オーナーセラピスト・鶴谷和歌子さん

プライベートサロン
Sirius blue さん。

感謝でした。

めざましmediaでは、アンナさん本人が、乳がん闘病の日々で感じること、伝えたいことを、日々の連載形式でお届けしていきます。
「長いジャーニーが始まる」〜Anna's Journey〜 梅宮アンナのがん闘病記 連載1回目(11月4日公開)

【梅宮アンナさん略歴】
▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。
▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。
▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。
▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。