今年2024年8月13日、梅宮アンナさんは、乳がん(ステージ3a)と診断されたことを公表。
めざましmediaでは、アンナさん本人がその闘病の日々で感じること、伝えたいことを11月から連載形式でお届けしています。

11月7日(木)、アンナさんは3時間19分におよぶ右胸の全摘出手術を行い、無事成功。
退院も決まり、少しずつ体も動かせるようになったというアンナさん。リハビリに励んでいることも明かしました。

手術から6日が経ったきょうは、これまでのがん治療を振り返り、様々な人々から様々な意見をもらったというアンナさんが「がん治療に対する考え方と向き合い方」について語りました。

梅宮アンナ(13日午前/手術から6日):

みなさんこんにちは〜。今日はですね、気分はいいです。

もちろん痛みはあります。でもしょうがないと思っています。

私が実際 経験して思ったことは、「あっ、結構手術って痛いんだな」ということでした。
もちろん痛みっていうのは

みなさん感じ方が違うので、全然痛くなかったよという人もいれば、めちゃめちゃ痛かったっていう人もいます。

私はどちらかというと

傷口には弱い方なので

今日も朝痛い痛いって言って起きました。

なるべく動くようにしていて朝もね、7時過ぎぐらいに1階のカフェに行って、コンビニに行って…
そしたらカフェに行ったらジャーマンドックって言うんですかね?
あの、ホットドッグが

もうなんだか無性に食べたくって、食べちゃいました。

8時が朝食タイムなんですけど、どうしても食べたくって食べちゃいました。
カフェは貸し切り状態で

人がいなくて、朝から楽しかったです。

あ!これ、ちょっと私の小道具です。

かわいいお手手を使って

マイクを持ってます。

5月のがん告知から約半年…がん治療に対する考え方、向き合い方

がん告知から現在に至るまで、がんの治療法に対して、様々な人々から様々な意見をいただいたというアンナさん。
今考える「がん治療に対する考え方、向き合い方」について語ってくれました。

梅宮アンナ(13日午前/手術から6日):
今日は、私が治療を行っている「標準治療」ということに触れてみたいかなと思います。
私は当初から標準治療をやっていて、もちろんそこには色々な世の中から、色々なことを言われて、現在もいろんなお手紙をいただいたりしています。

標準治療というのは、私が今

普通に抗がん剤をやります、放射線治療やりますっていう

内容のものなんですけども…。
(※標準治療は基本的に「手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」のことを指します。)

これってなかなか何が正しいとか

何が間違ってるっていうのが判断できないものだと

私は思っていて、

人それぞれ良かったって思う人もいれば、やっぱり自分に合わなかったなぁという人もいるんですね。

私は今自分で

治療から4カ月ほどが過ぎて、自分の選んだ選択は良かったなっていうふうに思っています。

やっぱり抗がん剤ってイメージが良くなくて、「抗がん剤は良くないからやめなさい」という意見もありました。

私もやっぱり大変な思いをしたけど、肺炎とかにも なっちゃったけども、抗がん剤って元気な細胞も殺しちゃったりする。

免疫が下がると普段大丈夫なものがはねのけられなくて風邪を引きやすかったり、そういうリスクもあるし、

結構副作用も強かったりするので。

でも実際そんな大変なものをしたけどおかげさまで、がんが小さくなったり大人しくなった結果、私は手術という選択肢が1個増えたんでね。

私はそれでいいと思っていて、このまま後半戦も病理の結果ですけども、「抗がん剤やります」って言われたら「はい、わかりましたやります」っていう感じなんですね。

なので、本当に抗がん剤は良くないっていう風に

お手紙をいただいたり、連絡が来て

今すぐやめなさいと言われたり…色々ありましましたが、

私はそういうのは、聞くけども、私はこのまま行こうと思っています。

人それぞれだと思います。

何が正しくて何が間違ってるというのは、私は言えないし。

そんな偉そうなことは言えません。

みんなそれぞれの選択で、それぞれの価値観で

前に進んでいるので。
そんなようなことが、私の生活の中には

普通に

出来事としてあります。

めざましmediaでは、アンナさん本人が、乳がん闘病の日々で感じること、伝えたいことを、日々の連載形式でお届けしていきます。
「長いジャーニーが始まる」〜Anna's Journey〜 梅宮アンナのがん闘病記 連載1回目(11月4日公開)

【梅宮アンナさん略歴】
▽1972年8月20日、東京都で生まれる。現在52歳。父は俳優の故・梅宮辰夫さん。
▽19歳の時に街でスカウトされたことをきっかけに、1992年にファッションモデルとして芸能界デビュー。
▽人気雑誌「JJ」の看板モデルとして活躍し、一躍女性たちの”ファッションリーダー”的存在に。
▽2002年、29歳で娘の百々果さんを出産。その後シングルマザーとして子育てをしながら、現在に至るまでテレビ、雑誌をはじめ多方面で活躍を続けています。