水10ドラマ『全領域異常解決室』に出演するユースケ・サンタマリアさん、成海璃子さん、小宮璃央さんが取材会に出席。撮影現場でのエピソードを語りました。
ドラマ『全領域異常解決室』は、人々の常識を超えた“不可解な異常事件”を世界最古の捜査機関「全領域異常解決室(通称:全決/ゼンケツ)」が解決していく本格ミステリー。
全領域で起こる異常事件を解決へと導くスペシャリストで、「全決」室長代理・興玉雅(藤原竜也)と、ある日突然「全決」への出向を命じられた警察官・雨野小夢(広瀬アリス)の2人がさまざまな異常事件に挑む姿が描かれます。
「全決」に敵対心を抱きながらも、世間を騒がす「ヒルコ」の捜査のため協力する警視庁捜査一課・ヒルコ専従班の班長・荒波健吾をユースケさん、二宮のの子を成海さん、北野天馬を小宮さんが演じています。
取材会に出席した3人が、脚本や演出について、撮影現場の様子、印象に残っているシーン、超常現象を信じるかなどを語りました。
ユースケ・サンタマリア 黒岩勉の脚本に感激「シリアスな中にも楽しめるポイントがある」
──脚本を黒岩勉さん、演出を石川淳一さんが務める本作。脚本を読んで、撮影をしていてこのドラマならではだと感じたことはありますか?
ユースケ:説明セリフが多いドラマって、眠たくなると言いますか、つまらなくなってしまいがちですが、このドラマはちゃんと面白くなっていて、それがいいですよね。
シリアスな会話の中にもちょっと楽しめるポイントもあって。そこが黒岩さんのすごいなと思ったところです。
石川監督に関しては、以前、まったく違ったテイストの映画でご一緒したことがありますが、そのときもそうでしたし、今回もかなり細かくカットを割る方だなと感じました。それによってスピード感を出してテンポよく展開していく感じが“ならでは”でしょうか。
ただ、2人は「いや、あんたはそうかもしれないけど、私は違う」と思っているかもしれない(笑)。
成海:(笑)。このドラマならではと言うと違うかもしれませんが、私が演じる二宮は「~なのかよ!」「~じゃねーの?」というような荒い言葉を使うんですけど…なんでそういうキャラになったのか…。
ユースケ:最初、僕らのセリフが二宮の言葉に反映されるミスなのかと思ったよね。それくらい男言葉で。
成海:そうなんです。先日、黒岩さんにお会いしたのですが、その理由を聞き忘れてしまいました。
ユースケ:2話くらいから、もっと暴言を…(笑)。
成海:暴言じゃないです(笑)。
小宮:僕が演じる北野に対する言葉とか、結構ひどいですよね(笑)。
成海:確かに。「全決」の興玉さん(藤原竜也)と雨野さん(広瀬アリス)も目の敵にして、「んだよっ!」とか言っていて、いつも怒ってるなという感じ。あまりそういう役をいただくことがないので、新鮮です(笑)。
ユースケ:その感じを際立たせたいみたいで、石川監督は「もっと強く言ってもらっていいですか」とよく言ってるよね。璃子ちゃんはそんな乱暴な言葉使いそうにないし、僕から見ていても新鮮。新しい女性刑事像のようなものが見られそうでいい!
成海:ありがとうございます。
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