＜試写室＞『嗤う淑女』その描写が、あえてなのかなんなのか…あまりにも絶妙に気持ち悪いくらいにはぐらかしてくる！！！

はい。っというわけで、そんな冗談にもならない冗談は置いといて（いや、だけど、この感覚は、一体、何！？…しつこい！）、前回、その火蓋が切って落とされた「美智留VS恭子の最終決戦」！！の続き、が第8話で描かれるわけだけど、その前回はというと…。

恭子は美智留と一緒に住もうと高級マンション買う！ってんで、その引っ越しまでの間、二人は恭子の実家（産廃処理場を経営）に同居することになったんだけど、そこには恭子の父（高杉亘）に虐げられている弟の弘樹（前田拳太郎）がいて、弘樹は美智留に出会った瞬間、速攻、ロックオン♡かと思えば、恭子は弘樹へ言葉巧みに“美智留殺し”を促し、一方恭子も弘樹に近づき「“本当の敵”は誰なのか？」ってお得意のマインドコントロールをかけていって…さぁて、その、美智留VS恭子の、最終決戦の行方は！？ってのが、今回。

で、その、前回の、美智留VS恭子の攻防戦が楽しすぎて大興奮！！だったのがまるで噓だったかのように、この第8話の、特に前半は、固唾（かたず）を飲み過ぎる、静かで、静かすぎるがゆえに、とてつもなく怖ろしい展開が続くので、肝が冷えまくります。

しつこく言うけど、これまでホントに、さまざまな殺人鬼が登場した「土ドラ」だけど、今回の、この描写は、“最恐”と言ってもいいんじゃないか？！という怖さ。

もう、あまりの怖さに、目の前に起きていることが受け止められない。ドラマとして咀嚼（そしゃく）できなくて、今、起きている、この恐ろしさは、嘘なんじゃないか？嘘に決まっている。うん、だって、そうじゃないと、テレビドラマの描写として、放送コード、超え過ぎだもん。

っていうか、そうだ。前々回のオチが、夢かまぼろしか？？だったみたいな、そんなこともあったもんだから、今回の、この恐怖も、きっと、嘘に違いない！！だって、コンプライアンス！コンプライアンス！って言ってる令和の地上波において、この描写は、あまりにも怖すぎるから、むしろ、嘘か夢である必要性が絶対にある！

うそぴょーん的な、エクスキューズがないと、コンプライアンス的にNG！！って、思いながら、もう怖すぎて怖すぎて、慄（おのの）いて、あまりにも、恐怖が過ぎる！悲惨すぎる！！ねぇ、これって、嘘に決まってるよね？！もう、誰か、嘘だと言って！！！って、もう、何もかもが怖すぎて、何もかもを受け止められなくなって、ここまでの展開は、「嘘」って、勝手に自分で高を括（くく）ったその瞬間…（ドラマ中盤）最終回あるあるの、ドラマ的“ある手法”をつかって、えーーーーー！！？？という、大衝撃をぶちかましてきますので、お見逃しなく！

うん、で、その、えーーーーー！！？？とは、一体…。それは、嘘だったから？なのか、本当だったから？なのか…うん、もう、乞うご期待！！

で、で、で、なんだけど、もう、今回、新展開過ぎて、何か言うとネタバレになり過ぎて、言えないことばかりなんだけど、今回描かれる、“ある行方”について、僕は、信じていません！！

その“ある行方”ってのは、今回の第8話的にも、『嗤う淑女』というドラマ全体の核的にも、さっき「えーーー！！」ってなった理由的にも、あまりにも大きすぎる“ある行方”で、それが、その描写が、あえてなのか、なんなのか、今回、それを、あまりにも、絶妙に、気持ち悪いくらいに、はぐらかしてくるので、僕は、その、今回、片づいた、決着がついたとされる“ある行方”を、まったく、信じていません！！

…うん、だからね、今回は、とにかくね、見て！！！（結局）とにかく、最終回への期待が大きく膨らむ！！楽しみがつながれまくる、第8話！お見逃しなく！！