松本若菜『わたしの宝物』でフジ連ドラ初主演!夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」が題材
10月17日(木)スタート!毎週木曜22時~『わたしの宝物』(初回15分拡大)
<三竿玲子(プロデュース)コメント>
今回の題材である托卵は、私が「『昼顔』のラストをどうしようか…」と考えて、いろいろ調べていたときに知り、とても衝撃を受けて、そのころから「いつかこの題材をドラマにできないか…」と温めていた企画です。
ただ、托卵をする女性のエピソードを調べれば調べるほど“恐ろしい悪女の話”が多く、企画に落とし込むのに相当悩みました。これまで自分がやってきたドラマは、“女性の奥底に眠る感情”を大事にしながら作ってきて、それが視聴者のみなさまに受け入れてもらえていたと感じていたので、ただの悪女の話にはしたくない…。そんな試行錯誤の末、できあがった企画が『わたしの宝物』です。
主人公の美羽は、悪女になる選択をせざるを得なかった女性です。親にとってわが子は何にも代えがたい存在。この子のためならなんだってできる。そんな大切な宝物を守るためには、この選択肢しかない…と、托卵という、取り返しのつかない嘘をつきます。
それが、身勝手で人を傷つけることになることもわかっていて、覚悟をもって悪女になったけれど、ずっとその罪にもがき苦しんでいる“悪女になりきれない”女性です。振り切った悪女ではないので、とても難しい役ですが、“悪女”という言葉とは対極にいるような方にお願いできたら、見ている方がよりリアルに感じられる物語になると思い、今回、松本若菜さんにお願いさせていただきました。
若菜さんは、何度か番組をご一緒していて、いつも現場を明るく楽しくしてくれる気遣いの人ですが、お芝居が始まると、雰囲気も変わり、役としてそこに生きていて、見ている人を惹(ひ)きつける魅力のある方です。
いろんな役を経験されていて、その作品ごとに違った顔が見られる若菜さんだからこそ、美羽という役をどう生きてくださるのか、とても楽しみにしています。
もし、明日、自分が同じ立場に置かれたら、みなさんはどんな選択をするのか…。もしかしたら、美羽と同じ選択をしてしまうかも…。そんな、“もしも…”を感じながら、ひりつく大人の恋愛ドラマを楽しんでいただけたら幸いです。
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