奈緒 フジ連ドラ初主演！レス歴2年の人妻役『あなたがしてくれなくても』

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奈緒さんが、フジテレビ連ドラ初主演を果たします。

4月期の木曜劇場では、夫婦のセックスレスをテーマした大人の恋愛ドラマ『あなたがしてくれなくても』（4月13日スタート！／フジテレビ）が放送されます。

原作は、ハルノ晴さんによる同名コミック（双葉社刊）。2017年から漫画雑誌「漫画アクション」にて連載を開始し、話題にしづらいセックスレスの問題に直球で切り込んだ衝撃作として大きな話題を呼びました。

特に20代～30代女性から圧倒的支持を集め、「わかる」「リアル」「こんな夫婦、たくさんいそう」といった共感の声が相次いで寄せられています。

2018年には、「めちゃコミック」の年間ランキング1位に輝き、累計830万部（電子＋紙）を突破。夫婦関係に悩む人たちの思いを代弁するかのようなヒリヒリとした会話劇、禁断の関係を予感させるハラハラしたストーリー展開で読者を虜（とりこ）にしています。

そんな話題のコミックを映像化。メガホンをとるのは、『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』（2014年／フジテレビ）の西谷弘監督。今回は、西谷監督をはじめ当時の制作スタッフが9年ぶりに木曜劇場枠に集結します。

主演は、奈緒さん。岩田剛典さん、田中みな実さん、永山瑛太さんが出演します。

傍（はた）から見たら幸せそうな2組の夫婦が、押さえ込んでいた本音があふれたとき、その均衡は瞬く間に崩れ、彼らの関係は複雑にもつれていくことに。

『あなたがしてくれなくても』というタイトルが暗示する、4人の行く末とは。愛を求めてさまよう30代男女の危ういラブアフェアが幕を開けます。

奈緒さんが演じるのは、32歳の会社員・吉野みち（よしの・みち）。

建設会社の営業課で働き、平凡だが不自由ない生活を送っています。夫・吉野陽一（よしの・よういち、37歳／永山瑛太）とは、結婚5年目の今でも仲はいいが、ただひとつ、セックスだけが足りていませんでした。気がつけばレス歴2年。毎晩同じベッドで寝ているのに、陽一は決してみちに触れようとしません。

「女としての魅力が足りないのかもしれない」と、後輩のアドバイスもあって、派手な下着を購入してみたり、スキンケアしたりと努力を重ねますが、いつも期待外れの結果に終わってしまいます。

約束してもすっぽかされ、夫の愛を感じられずに過ごす日々。「このまま女として終わるのかなぁ」と漠然とした不安を抱えているうちに、みちの心は、夫婦の関係は少しずつこじれていきます。

奈緒さんは、フジテレビの連続ドラマには、木曜劇場『Chef～三ツ星の給食～』（2016年）以来、6年半ぶり2度目の出演で、今作がフジテレビ連ドラ初主演。永山さんとはドラマ『私は父が嫌いです』（NHK BSプレミアム／2015年）以来、8年ぶりの共演で連ドラ初共演。また、岩田さん、田中さんとも連ドラ初共演となります。

永山瑛太さんが演じるのは、みち（奈緒）の夫・吉野陽一。

カフェで雇われ店長をしており、コーヒーには強いこだわりを持っています。人付き合いが苦手で接客には向かず、お店はあまり繁盛していません。

人との関わりを避けて生きる陽一にとって、みちは唯一まったく気を遣わずに一緒にいられる存在。

自分のダメな部分も含めてやさしく受け入れてくれるみちのことを、もちろん愛していますが、いざその場面になるとプレッシャーに感じてしまい、いつも適当にはぐらかして逃げてしまいます。

陽一は、セックスレスでもいい夫婦関係を築けていると信じており、「性格もぴったり、仲も良い、一緒にいて楽しい。それって十分夫婦として成り立っていると思うんだよ」とみちに思いを打ち明けますが…。

永山さんは、木曜劇場には『最高の離婚』（2013年）以来、10年ぶりの出演となります。

岩田剛典さんが演じるのは、新名誠（にいな・まこと、36歳）。

みちの会社の上司。働きぶりは優秀で人当たりも良く、そのうえ端正な顔立ちのため、ひそかに社内のファンも多い。しかも、愛妻家だともっぱらのウワサで、キャリアウーマンの妻・新名楓（にいな・かえで、36歳／田中みな実）に代わって家事もこなす良き夫でもあります。

とにかくモテるのに、浮ついたそぶりは一切見せず、模範的な人生を送っています。自立した女性がタイプで、楓はまさに理想の女性。ファッション誌という華やかな世界で、いきいきと活躍する楓を献身的に支えることに生きがいを感じていますが、誠もまた、誰にも言えない秘密を抱えており…。

岩田さんは、フジテレビの連ドラには『シャーロック』（2019年）以来、3年半ぶりの出演となり、木曜劇場には『ディア・シスター』（2014年）以来、8年半ぶりの出演となります。

田中みな実さんが演じるのは、ファッション誌の副編集長に就任したばかりのバリキャリ女性・新名楓。

自分磨きも怠らず、容姿にも自信が。周囲からは、美男美女の理想の夫婦だと思われています。今がキャリアの正念場だとプレッシャーを感じており、プライベートを犠牲にして仕事に没頭する日々を送っています。

誠が献身的に支えてくれるから今の自分があると、夫には感謝していますが、心に余裕がなく、ぞんざいに扱ってしまうことも多々。

どんなときもやさしく気遣ってくれる誠ですが、夫婦で向き合う時間はほとんどとれておらず、夫の本音には気づいていません。

田中さんは、奈緒さん、岩田さん、永山さんとはいずれも初共演となります。

均衡がとれていたはずの2組の夫婦。ある日、夜の約束を陽一（永山）にすっぽかされたみち（奈緒）は、一人寂しく夜風を浴びながら缶ビールを飲んでいました。

そこに偶然、誠が通りかかり、二人は肩を並べて飲むことに。

すると、みちは酔いに任せて夫とセックスレスであることを告白してしまいます。この日を境に、それぞれの夫婦抱える問題が表面化していき…。

本作は、原作の世界観を大切にしながら、ドラマオリジナルのエッセンスもふんだんに盛り込んだ新たなストーリーが展開される予定です。

木曜劇場『あなたがしてくれなくても』は、4月13日（木）スタート！毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。

――オファーを受けたときは、どう思いましたか？

もともと原作マンガを読んでいたので、びっくりしました。原作がすごく面白くて好きだったので、純粋にうれしかったです。

――フジテレビ系ドラマ初主演となります。

今年の占いで「初めてのことに挑戦するといい」と出ていたので、今年初めての大きな挑戦を、このドラマで経験させていただけるのはすごくうれしいです。

今回の現場では、初めてお会いする方が多くいらっしゃいますが、初めてのみなさんと新しい作品を作れるのはすごく楽しみです。何よりも自分自身が楽しみながら、現場にいられたらと思っています。

――永山さんとのポスター撮影はいかがでしたか？

緊張しました！私が瑛太さんと初めてお会いしたのは、福岡にいるときで、ちょうど上京しようとしていたころでした。今回、この作品で瑛太さんと再会できたのがすごくうれしいです。

瑛太さんと私は、結婚5年目という長く連れ添った夫婦の役なのですが、私たちの空気でお芝居させていただいたとき、どういう夫婦になるんだろうと今からすごく楽しみにしています。

――みちを演じるうえで、心がけようとしていることはありますか？

この物語の登場人物はみな、自分とも向き合って、相手とも向き合って、いろんな悩みや迷いと出会います。

「だからこそ、これだけ多くの方に届く作品なのかな」と思いながら、原作を読んでいたので、私も怖がらずにみちと一緒に悩んだり、迷ったりしていこうと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

主人公や、いろんな登場人物に寄り添いたくなるドラマになると思います。誰に寄り添うのかは、みなさんが自由に見てくださったらうれしいです。一生懸命作ります。

――オファーを受けたときは、どう思いましたか？

木曜劇場は『ディア・シスター』以来、8年半ぶりの出演になります。久しぶりにこの枠に帰ってきて、大人になったなと思う気持ちもありますし、自分にとっては夫婦の人間模様が展開されていくドラマは初めてなので楽しみです。

共演者のみなさんも初めましての方ばかりなので、今からお芝居するのが楽しみです。

――原作を読んだ印象は？

これまで『金魚妻』や不倫をテーマにした作品に出演させていただいたので、そういう経緯でオファーいただいたのかなと思ったくらい、なかなか攻めた内容になっていると思います（笑）。

ドラマが映像化されて、どんな展開になっていくのかも、自分自身楽しみです。

――田中さんとのポスター撮影はいかがでしたか？

ドラマのお仕事は初めてですけど、バラエティ番組などでお会いしたことはありますので、初日から打ち解けられているような気がします。

――誠を演じるうえで、心がけようとしていることはありますか？

原作があるといえど、脚本をしっかり読んで、ドラマ版の新名誠という役どころをつかんでいきたいと思いますし、これから監督とも相談しながら作っていきたいと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

夫婦の人間模様を楽しんでいただけると思います。もしかしたら、ドロドロした部分もあるかもしれませんが、登場人物の誰かしらにすごく共感していただけるような内容になると思うので、ぜひ楽しみにしてください。

――オファーを受けたときは、どう思いましたか？

3年ほど前に電子コミックで読んでいたので、お話をいただいたとき、「え、あの作品！？」と驚きました。

結婚している、していないに関わらず、長くお付き合いをしているとこういうこともあるのかなと、自分に置き換えて読んでいる方も少なくないのではないでしょうか。

――岩田さんとのポスター撮影はいかがでしたか？

バラエティ番組などでご一緒させていただいていますので、撮影も自然と打ち解けられました。岩田さんは、西谷監督の『シャーロック』に出演されていますし、いろいろと教えていただきながら引っ張ってもらいます。

――楓を演じるうえで、心がけようとしていることはありますか？

強く見え過ぎない方がいいのかな？夫への愛はあるし、好きだから、信用しているからこそ多忙を理由に甘えてしまっている。やるせなさや葛藤を表現できればと思います。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

木曜日の夜にご覧いただいて、金曜日に職場や学校で話題にしてもらえるといいなぁ。話題に事欠かないドラマになると思いますので、ご期待ください。

――オファーを受けたときは、どう思いましたか？

問題作といいますか、いろいろといい意味で賛否両論を呼ぶような作品で、挑戦しがいがあるので、楽しみたいなと思いました。

――奈緒さんとのポスター撮影はいかがでしたか？

初めて福岡でお会いしたときから、すごく芯がしっかりしていて、今後女優さんとして何か起こしてくれる方だなと直感していました。

スチール撮影でも、お互い気を遣い合わなくても、自然に波長があっているという感覚がありました。これからお芝居するうえで、いろいろな心の機微を表現していきたいですが、そこでもまた新しい奈緒さんを見られることを楽しみにしています。

――陽一を演じるうえで、心がけようとしていることはありますか？

ドキドキハラハラしながら原作を一気に読ませていただきました。陽一という人は、おそらく世の女性の大半の方を敵に回すと思います（笑）。

そういう叩かれ具合というのも、役者としては楽しんでいきたいですし、陽一にも心の中にいろいろ思いがあるわけで、そこが露呈されていったときに、視聴者の方々に何を感じていただけるかなと期待しています。

――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。

「結婚ってなんだろう」とか、「男と女ってなんだろう」とか、「瞬間的に運命と向き合ったときに人はどう動くんだろう」とか、ドラマでしか描けない生々しさを楽しんでいただけたらなと思います。

木曜劇場『あなたがしてくれなくても』

放送日時：4月13日（木）スタート！毎週木曜22時～

奈緒、岩田剛典、田中みな実、永山瑛太　ほか

原作：ハルノ 晴『あなたがしてくれなくても』（双葉社）

脚本：市川貴幸、おかざきさとこ、黒田狭

音楽：菅野祐悟

プロデュース：三竿玲子（『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』、映画「昼顔」、『BOSS』シリーズなど）

演出：西谷弘（『昼顔～平日午後3時の恋人たち～』、映画「昼顔」、『シャーロック』、『ガリレオ』など）

（敬称略）

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