提供:レゴジャパン株式会社
F1日本グランプリ(GP)の開幕を目前に控えた4月4日、会場となる鈴鹿サーキットでは、さまざまな事前イベントが開催され、老若男女、多くの人が来場。レゴジャパンが展開したブースでは、あるF1マシンが世界で初お披露目されるとのことで大きな注目を集めました。
世界初公開!レゴ ブロックで作ったF1マシンの実物大モデル
来場者の期待が高まるなか披露されたのは、レゴ(R)ブロックで作られたメルセデス AMG ペトロナス フォーミュラ1チームのマシン「MERCEDES-AMG PETRONAS F1 W14 E PERFORMANCE」の実物大モデルです。
開発に約500時間、組み立てに2428時間を費やし、19万2937ピースというレゴ ブロックを使用して作られた世界に1台のマシン。「メルセデス AMG ペトロナス フォーミュラ1チーム」の協力を得て作られたモデルです。
レゴジャパン ゼネラルマネージャーのマイケル・エベスン氏のカウントダウンのもとアンベールされると、本物と見間違えるほどの再現度に、ブースに集まったモータースポーツファンから「おお!!」「すげえ~!」とどよめきが起こりました。
何より目を奪われるのは、その緻密さ。マイケル氏も「サイズ感はもちろん、細部まで徹底的に再現できているのがすごい。タイヤもホイールを使うのではなく、すべてレゴ ブロックでできていますし、ハンドルもブレーキも本物みたい。自分が操縦席に乗って運転できそうなくらい。圧巻!」と興奮気味に語りました。
レゴグループとメルセデスは、過去にさまざまな車種を商品化してきた10年来の関係があるからこそ、作り上げられた1台だそう。
実はこれ、レゴ ブロックの商品「レゴ(R)テクニック Mercedes-AMG F1 W14 E Performance」(大人向け)と「レゴ(R)テクニック Mercedes-AMG F1 W14 Pull-Back」(キッズ向け)の発売に合わせ、レゴ ブロックの無限の可能性を示すために制作された実物大モデルなのです。
左から)「レゴ テクニック Mercedes-AMG F1 W14 E Performance」(大人向け)、「レゴ テクニックMercedes-AMG F1 W14 Pull-Back」(キッズ向け)
ブースにも展示されている大人向け商品を、8倍のスケールで組み立てたものですが、至近距離で見るまでは、すべてがブロックで作られているとはわからないほど、その完成度には驚かされるばかり。
マイケル氏は何度も「オーセンティック(「本物の」「正真正銘の」「信頼に足る」といった意味)」と評していましたが、技術力の高さだけではない、レゴブランドらしい手仕事へのこだわりや情熱が、黒く艶めく車体からひしひしと伝わってきました。
「大人レゴ」に編集部が挑戦「バラのブーケ」を作ってみた!
組み立ての無限の可能性に触れ、「久しぶりにレゴ ブロックで遊んでみたい!」と、心を動かされたらおすすめなのが、「大人のためのレゴ ブロック」シリーズ。
「上質な自分時間を楽しむために、特別に開発された」レゴ ブロックで、名作映画、宇宙探検、有名建築物、動植物など、幅広いジャンルのテーマを網羅したラインです。
数時間から数日の間、制作の世界に没頭できるだけではなく、組み立てたものを「作品」として鑑賞したり、ディスプレイしたりすることも想定されたデザイン。大人が趣味として嗜(たしな)むのにも申し分ありません。
ゴッホの『星月夜』、葛飾北斎の『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』といったアートや『スター・ウォーズ』、『ハリー・ポッター』などの映画シリーズも気になるなか、今年1月に発売され世界各国で人気だというボタニカルコレクションの「レゴ(R)アイコン バラのブーケ」を、めざましmediaの編集部員が作ってみることに。
完成品が描かれたエレガントな箱の中には、レゴ ブロックが3袋(計822ピース)と説明書が3冊入っています。
バラは、「咲き始め」「五分咲き」「満開」の3種類が各4本、さらに「カスミソウ」4本でブーケが作れるそう。レビュワーのコメントを総合すると、難易度は普通で、1時間30分~2時間程度で完成するとのこと。無理せず2時間を目標に、レッツ・ビルド!
説明書を見ながらまずは、「咲き始め」を開封します。深紅の花びらや茎部分のグリーンが鮮明なのが印象的。袋からレゴ ブロックを出したときの、ザザッとした音、ブロック同士が触れ合うカチャカチャとした独特な音に「あ~これこれ!」と懐かしさを覚えつつ、花の核となる部分から作っていきます。
レゴ ブロックに触れるのが数10年ぶりなのと、多彩でかなり細かいピースもあるので、最初は組み立て違いもしたものの、10分もすると要領を得て、楽しくなってきます。
レゴ ブロックで遊んだことがある方はおわかりかもしれませんが、レゴ ブロックの硬質なプラスティック(1963年から変わっていないそう!)は滑らかで、カチッとハマったときの感触が最高です。このグリップ感を堪能しているうちに、どんどん無心になっていきます。
「大人レゴ」の訴求ポイントに、「リラクゼーション」や「ストレス軽減」とあったことを思い出し、子ども時代はただただ楽しくて夢中になっていたレゴ ブロック作りが、大人には違った目的や効果があるのか…と、ちょっぴり複雑な気分になりつつも妙に納得。
そうこうするうちに、「咲き始め」「五分咲き」が完成。
ゴージャスな深紅の花びらは艶々(つやつや)のうえ、厚くて重量もあるので、1本でも存在感は十分。8本できあがったところで、すでに充足感がありますが、このあとの「満開」はさらに花が大きくなり、「カスミソウ」まであるので、新たな創作意欲がかき立てられます。
作りながら感じたのは、「作るという“作業”を楽しくさせる工夫がある」こと。12本のバラも、構造が微妙に違う3種類にわけ、最後には「カスミソウ」というオプションも加えることで、単調になることがないのです。
手を止めることなく作り続け、かかった時間は2時間10分ほど。4種類の制作を終えたら、美しいバラのブーケが完成し、同時になんとも清々しい気分になっていました。
できあがったブーケは、箱の写真に違わず、ボリュームがあってゴージャス。そして自分で組み立てたからこそ、とても愛おしく感じられました。
【簡単にできる!?組み立て動画はこちらをチェック!】
今年も新たな「大人レゴ」の発売が期待されるなか、マイケル氏は、「『大人レゴ』の日本での人気が高まっているのを感じています。今後もニーズに合わせて新しいシリーズの展開を考えています」と語ります。
ちなみに、マイケル氏のお気に入りの「大人レゴ」を聞いてみると… 「いろいろありますが、あえて挙げるなら、姫路城かな。個人的にも2回訪れている世界遺産の姫路城が、見事な再現度でレゴ商品になっている。素晴らしいことですし、みなさんにもぜひ作っていただきたいですね」と教えてくれました。
コロナ禍を経て、趣味の充実や自分時間の追求に余念がない人が増えるなか、オトナだからこそ楽しめる「大人レゴ」の世界に浸ってみるのはいかがでしょうか。
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