引退後の生活「もう練習行かなくていいんだ」
2023年5月、現役を引退した石川さん。
23年間の競技生活を終えた現在はどのような暮らしをしているのでしょうか?
石川佳純:
今、現役を引退して1年経って思うのは、1年前まで選手生活をしていたのが信じられないくらい昔に感じる時もありますし、逆にあっという間の1年という風に感じることもあって。
引退してすぐは、朝起きた時に「練習行かなくていいんだ」と思うと「こんなに嬉しいことはないな」みたいな気持ちで、しばらく朝起きた時はイイ気分でしたね(笑)
そして石川さんが今、力を入れているのが全国各地を訪ね、卓球の魅力やスポーツの楽しさを直接伝える「47都道府県サンクスツアー」。
石川佳純:
技術を維持するのが結構大変なんですよ。
「二十数年卓球をやっていても1年でこんなに落ちるんだ…」と思いました。
筋力もそうですし、感覚ですよね。
選手の時は毎日やっていて、正直、上手くなっているのか分からないときが多かったんですけど、やめて思うのは「あの練習ってすごく意味があったんだな」という風に思います。
両親の影響で始めた卓球「長続きするとは思わなかった」
山口県で生まれ育った石川さん。
卓球を始めたのは共に選手だった両親の影響からだといいます。
石川佳純:
最初に「卓球をやりたい」と言ったのは両親が(地元の)クラブチームで練習していて、練習が終わった後に「私もやってみたい」と言いました。
卓球台を片付ける前に遊びで打ってもらったというのが最初で、その1日目のことは今も覚えていますね。
それまでもいろいろな習い事をたくさんやってきたんですが、それが続かなくて…最後に始めたのが卓球だったので、最初はそんなに長続きするとは思わずに始めました。
その後、ジュニアクラブで腕を磨き、天才少女としてその名を知られる存在に。
そしてその才能は、あの大舞台を前に大きな転機を迎え、さらに輝き出します。
石川佳純:
一番大きな転機はやっぱりオリンピックを目指したことです。
北京オリンピックまではシングルスの出場権が3枠あったんですけど、ロンドンオリンピックから急に2枠しかなくなって…。
私はそのとき、(候補の)3番目だったんです。
このままではオリンピックに出ることはできないし、ましてやメダルを取ることなんて絶対無理だなと肌で感じたことで、いわゆる努力というか続けることの大切さをすごく感じるようになりましたね。
10代の頃から多くの人たちの期待を背負って、世界の第一線で戦い続けた石川佳純さん。
そんな石川さんの“One Word”とは?
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