ミコ（篠原涼子）のライバル小説家“ナンリサ”（アン ミカ）が恋人を美術倉庫で殺害？目撃者は子役の少女！＜『イップス』第8話完全版＞

ミコは、そんな森野を気遣いつつ、単身調査を続けた。そのなかでミコは、1週間ほど前、理沙が親しい警備員に頼み、防犯カメラのモニターを見に来ていたことを知る。

調査のため歩き回るミコは、スタジオ内で撮影が行われていたドッキリ番組に巻き込まれる。他の人と間違ってターゲットにされてしまったのだ。

ミコだと気づいたスタッフから、リアクションが面白かった、という理由で映像の使用許可を求められたミコは、それを承諾すると、番組が隠しカメラを仕掛けていたことに注目し、録画されている映像をチェックさせてもらう。

すると、大道具倉庫の方向から小さな女の子に続いて出てくる怪しい人物が映り込んでいた。ミコは、その映像をスマホに収め、森野に送る。

そのころ森野は、スタジオ施設内の庭園で心を落ち着かせていた。するとそこに、ドラマのオーディションを受けに来ていた子役の千葉穂乃（大井希心）が現れる。

穂乃は、オーディションが嫌で局内を逃げ回っていた。芝居の講師に怒られてばかりで演じることが嫌になったという穂乃に自分の境遇を重ね、彼女を励ます森野。

その時、森野は穂乃がスマホを2台持っていたことから、理沙のアリバイを崩せる可能性に気づいた。

ミコの元へ戻った森野は、理沙も2台のスマホを持っていることを確認。そしてミコの情報から、ドッキリ番組の隠しカメラに映っていたのが穂乃であることを知った。