<コラム>月9ドラマ『366日』第3話
ゴードンってさ…そういうところあるよね?!!??
※いつもの妄想が始まりますので、しばらくお付き合いください。
いや、まじで、ゴードンって、そういうとこあるよね?うん、だって、見た?あの、ナチュラル“グータッチ”!?あの、高校時代、体育の授業らしき、みんなが校庭で、マラソンだかなんだかしてる最中に、和樹(綱啓永)と遥斗(眞栄田郷敦)はさぼってて、そこで、最初に、二人が、友だちになるきっかけをつくった、あの、あのナチュラル“グータッチ”、見ました??ねぇ、見ました??(しつこい)
僕ね、個人的にね、最も無理なコミュニケーションが、“グータッチ”だと思ってるんですよ。もうグータッチなんか平気でしてくるヤツは、この世の中で最も信用できないし、そもそも信用とかいう前に、人として腹立つし、無理だし。
いや、元来、日本人のDNAの中に、グータッチなんて、決して組み込まれていないし、それでいて、こちとら体育会系じゃないし、文科系だし、外にも出歩かないし、テレビドラマばっかり見てるような人間だったし、そんな生活してた、ネクラなテレビドラマオタク男子にとって、“グータッチ”なんてもってのほかですよ。
いや、僕の時代にはグータッチ文化なんか、なかったですよ。で、ましてやまだ日が昇ってる明るい時間帯にですよ?グータッチなんかしてきて、“ウェーイ”的な雰囲気を醸し出さんとする、そんなヤツっていうのは、心の底から、最も信用に値しないヤツ、ノリで何とかなると思ってるヤツ、ですよ。
そして何より、グータッチをナチュラルにかましてくる=グータッチが体にしみこんでるヤツ、っていうのは、もう、蔑(さげす)み、でしかないんですよ(個人的感情、入りすぎ)。
いやだって、あなたも、リアルな世界でですよ?突然に“グータッチ”してこられたらどう思います?しかも、まだ仲良くもなんともない、今日、初めて話した、ほんの1~2分前に初めて言葉を交わしたレベルの人間から、突然の“グータッチ”、なんてされたら、“なに、コイツ”じゃないですか?いい気分になる人、います?ねぇ、います??いきなり、突然の、“グータッチ”だよ??通常は、当然、無理。に決まってんじゃん???ねぇ??(誰に!?)
だのに、ああそれなのにそれなのに、見ました??あの、ゴードンの、見た?いや、ゴードンじゃない、あの、遥斗の、“グータッチ”、みました?あの、同じ人類とは思えない、“ナチュラル”どころの騒ぎじゃない、ナチュラルが過ぎる、息をするように、風のように、川の流れのように、ナチュラル・オブ・ナチュラルな、あの“グータッチ”見ました??(何回言うねん)
そら、クラスで孤立してて(たぶん)、写真好きのインドア派で(おそらく)、メガネかけてるからまだ高校デビューもできてなくって(偏見)、とはいえ体育のマラソンはさぼっちゃう屈折したとこも持ち合わせてて(家庭の事情諸々あるんだろうけども)、とはいえ誰かとつながりたい!寂しい!!って、なってる和樹=“あのころの僕”(授業をさぼる屈折さはなかったけど)だって、あんな、極上のナチュラル“グータッチ”なんて、かまされたらさ、こっちだって、何のためらいもなく、自然と、嫌な気持ちゼロで、むしろどこまでも爽やかに、これまでやったことないくせに、平然と、自然に、気持ちよく、グータッチ、返すよな!?な!!?!(誰にだよ!)
いや、ためらいもなくグータッチ返す、どころの騒ぎじゃないよね。その、本当は、忌み嫌ってるはずの、信用に値しないとすら思ってる、“チャラ(い)”の象徴、権化ともいえるはずの(言い過ぎ)、グータッチに、キュン♡ってなっちまうよな??
うん、そう、今回の場合、和樹だから、あの遥斗のグータッチによって、キュン♡ってはならなかったけれど、誰しも、一瞬にして、“親友”、になっちまう、よな!!!そんな、史上最高の、どんな人間であろうとも、平和的に、“グータッチ”ができる男、それが、それこそが、俺たちの、ゴードン!!!俺たちの、ゴードン、よな!!!
で、で、で、そういう、そういうグータッチができるってさ、
ゴードンってさ…そういうところあるよね?!!??
って、思わせてしまう、ゴードンの魔力よな!!ゴードンが、ナチュラルに“グータッチ”をかます男なのか否か、なんて、こちとら知るはずもないのに、ゴードンって、そういうとこある。あるのよ。知ってる♡って、思わせてしまう、ゴードンの魔力、よな!!(意味わからん!)
で、で、で、で、で、ナチュラル“グータッチ”も、そうなんだけど、そうに決まってる!ってなったんだけど、それよりもなによりもだったのは(今までなんだったんだよ)、和樹が嫌味で言ったはずの「50万貸して!」を、鵜呑(うの)みにして、真に受けて、何の疑いもなく、とてつもなくピュアな心で、嫌味を嫌味で返す!みたいな、普通の人であればそのへん、どこかしらの“淀み”が生じてもおかしくない「50万貸して!」に対して、後日、普通に、あたりまえのように、微塵(みじん)の“淀み”もなく、50万渡しに行くとかさ、
ゴードンってさ…そういうところあるよね?!!??
よね!?!??!!(誰にだよ)
もう、たまらん!!
今週の、ゴードンの“さもありなん劇場”、なんなんだよ!!!!どうなってんだよ!!!俺の、俺たちが思ってる、ゴードンのすべてが詰まっていて、それがすべて、遥斗というキャラクターに昇華されているなんて!!!もう、たまらん!!!
おっと、ここまで、ゴードン=遥斗の“グータッチ”問答と、“50万平気で貸す男”問答で、長々と来てしまいましたが…。
この第3話ってさ、ほぼ『「No.3」の写真探す』、のみで1時間の話をもたせるどころか、物語を豊かにさせてしまう…どころか、あの写真見た瞬間、そんな写真見たこともないし、思い出だってあるはずもないのに、もう何もかもを、受け止めて、泣けてしまう!!っていう、そんなとこまでもっていく『366日』…。とてつもないよね??
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