大島優子さんが、『ザ・ノンフィクション「ボクらの丁稚物語 後編」』(3月31日14時~/フジテレビ※関東ローカル)の“語り”を担当。ナレーション収録後の大島さんへのインタビューとともに、ナレーションの一部を先行公開します。
また、3月10日・17日に放送された「居場所をくれた この街で~夢と仲間とママチャリと~」の前・後編が、3月31日までTVer・FOD無料配信中です。
昔ながらの「丁稚制度」に中学卒業後、飛び込んだ15歳の夢が始動
横浜市にある家具製作会社『秋山木工』。一流の職人を目指し、入社した新人は住み込みで5年間修業する、“丁稚奉公”の制度を採用しています。
修業期間は、タバコも恋愛も禁止、スマホを持つことも許されず、家族への連絡は手紙だけ。当然というべきか、ここ数年は、新人が入っても長続きせず、入社希望者も減り続け、2022年にはついにゼロに…。
「もう一度、人が来る会社にしたい」という思いのもと、秋山利輝社長(80)は、半世紀続けてきた丁稚制度を見直し、家から通う「外弟子」を取ることを決意。内弟子とは違い、外弟子には厳しいルールは求めず、全てが自由。
新体制でスタートした秋山木工には、内弟子と外弟子、合わせて4人の新人が入社しました。
2023年7月。 内弟子の松下さん(15)が、若手職人の日本一を競う「技能五輪」の県予選を突破し、全国大会出場を決めました。「金メダルを取り、母親に親孝行がしたい」という入社前からの夢に向かって、練習に打ち込む松下さん。
かつて、獲得メダルの最多記録を誇っていた秋山木工の誇りを取り戻すため、先輩たちの指導にも熱が入ります。そして、始まった全国大会の会場には、遠路はるばる駆けつけた松下さんの母の姿が…。
一流の職人を目指し“丁稚奉公”に励む若者たちの1年を見つめました。
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