院内で起きた窃盗事件を追う武良井（桐谷健太）はある“闇”を暴くことに＜『院内警察』第6話完全版＞

外科部長・倉田雄二（神尾佑）は、医療機器メーカー「マルコメディカル」の浅田大樹（和田正人）に、同社の腹腔鏡を導入することにしたと伝える。榊原は、マルコ社の腹腔鏡は他病院からトラブルの報告がいくつも上がっている、と懸念を示すが、倉田は聞き入れなかった。

榊原は、事務局にこの件に関する意見書を提出。だが、副院長に昇進した倉田の怒りを買う結果になってしまう。

武良井たちは、祖父の見舞いに来たという少女・今井結依（梨里花）と知り合う。結依は、友人からもらったという指輪を紛失してしまったという。すると今度は、ともに財布をなくしたという男女が院内交番にやってきた。

院内で窃盗事件が起きている可能性を考え、調査を始める武良井と川本。ほどなく武良井は、現金が抜き取られた財布がゴミ箱に捨てられているのを発見。そこにやってきた浅田は、目を離した隙に会社のロゴが入った紙袋がなくなった、と言い出す。紙袋には、社外秘の新製品が入っていたという。