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5月18日（火）、映画「ハニーレモンソーダ」公開に先立ち、「ハニレモ♡しゅわきゅんサマー開幕式」が開催され、ラウール（Snow Man）、吉川愛、堀田真由、濱田龍臣、坂東龍汰、岡本夏美、神徳幸治監督が登壇した。

本作は、累計発行部数650万部超、「りぼん」（集英社）で連載中の同名少女コミックが原作。映画単独初主演のラウールが演じる主人公・三浦界は、レモン色の髪が特徴で、クールで自由奔放な人気者。過去の自分を変えたくて、界と同じ高校に入学した石森羽花（吉川）らとの青春ラブストーリーが繰り広げられる。

開幕式では、映画タイトルにちなみ、シュワシュワのソーダをイメージした「ハニーレモンソーダ特製巨⼤⾵船パネル」が登場。

ラウールは、「初めての経験がたくさんありました。作品を観てくれる人の反応がとっても楽しみです」と、やや緊張した面持ちで登場。

単独主演について、「たくさんプレッシャーがありましたが、試写で見たときは、とにかく緊張で恥ずかしくてドキドキしていました。客観的に見て、心がプルプルする感じがして潤いました」と、独特の表現で共演者の笑いを誘った。

そして「青春とは、この事なのかと知れた気がしました。あまり青春がないタイプで…青春っていいなって素直に思いました」と、現役高校生のラウールから、意外な感想が飛び出した。

すると吉川は「なつみちゃん（岡本）と私とラウールさんの3人で試写をしたら、ラウールさんは“キュンキュンシーン”で必ず、どんどん下に消えていって、沈んでいっちゃう」と明かし、岡本も「マスクをしながら試写を見て（ラウールは）半分くらい目を隠したり隠さなかったりしていた」と暴露し、会場は笑いに包まれた。

そんなラウールの印象について、吉川は「最初は全然目が合わなくて、どうしようって思いました。今後どうやって仲良くなろうと思いましたが、役のスイッチが入ると、コロッと変わって目をまっすぐ見てくれて。一瞬で変わる瞬間が見られて、プロだなって思いました」と感嘆。

坂東も「最初は『ラウールです』って小声で…」と、第一印象は静かだったという。するとラウールは「かなり人見知りです。すごく気を使わせちゃって、ごめんなさい」と照れくさそうに謝罪。

しかし吉川は、「徐々にキャストが集まってくると、年齢相応のラウールさんが出てきて、かわいくて息子みたい、このままでいてほしいって思いました」と、キャスト陣で最年少のラウールに微笑んだ。

現場の雰囲気について、坂東は「良かった。終始ゲラゲラ笑い合って」とコメントし、今回、初主演かつ初共演となるラウールに「お芝居を好きになってほしい」と思い、いろいろとフォロオーをしたそう。

“先輩”の坂東に「ありがとうございます」と感謝しきりのラウールに、坂東は「ラウールに、めっちゃキュンキュンしました！」と笑顔を見せた。

岡本は「海での撮影シーンは、みんなほぼアドリブで、はしゃでいた」と仲の良さを伺わせた。また、濱田は撮影時に1人だけロングコートの衣装を着ていたため、共演者から「高校生ではなく、どんどん刑事に見えていった」とツッコミが入り、会場が笑いに包まれた。しかし撮影は夏だったため、暑くて大変だったのだとか。

劇中で印象に残っているシーンについて、ラウールは「学校に、羽花（吉川）と手をつないで入るところ。周りの男子や女子からワーッと声が上がって、すっごく恥ずかしい気持ちになっちゃって。自分の性格だとありえない光景なので、非日常体験ができて楽しかった。気持ちよさを（心に）焼き付けました」とはにかんだ。

さらに、キャスト陣に「ハニーレモンソーダ＝ツンデレな性格だと思う人は？」と質問が飛ぶと、濱田、坂東、岡本の3人がラウールを挙げ、ダントツで“ハニーレモンソーダ”認定されることに。

濱田は「人見知りが強かったから。今は一緒に話したり、SNS用の動画を撮ってくれる」と、すっかり打ち解けたという。

坂東は「TGC（東京ガールズコレクション）でダンスを踊っている姿を見て、メロメロになりました。そこから、（最初の）本読みの小声のギャップ！」とコメントし、仲良くなった今では「（坂東の）膝に乗ってきますからね」と、その人懐っこさを明かした。

最新情報は、映画「ハニーレモンソーダ」公式サイトまで。

©2021「ハニーレモンソーダ」製作委員会
©村田真優／集英社