2024年2月、「猿若祭二月大歌舞伎」に出演した中村勘九郎さんの長男・勘太郎くんと次男の長三郎くん。兄の勘太郎くんは江戸歌舞伎の始まりを題材にした中村屋ゆかりの演目「猿若江戸の初櫓」に、弟の長三郎くんは代々受け継がれてきた「連獅子」に初挑戦しました。その少し前、勘太郎くん長三郎くん兄弟に「めざましテレビ」軽部真一アナウンサーがインタビュー。テレビで放送した内容に加え、勘太郎くんと長三郎くんが最近好きなこと、兄弟の仲など、未公開部分も合わせてお伝えします。

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勘太郎くん長三郎くん兄弟に軽部アナウンサーがインタビューしたのは、2024年2月に歌舞伎座で上演された「猿若祭二月大歌舞伎」の少し前。

軽部アナが初めて2人にインタビューしたのは、勘太郎くんが5歳、長三郎くんが3歳だった2017年でした。

軽部アナは、2人が9歳と7歳だった2021年にもインタビューをしていて、今回が3回目。
2人は13歳と11歳になる年ということで、成長ぶりに驚かされながらのインタビューとなりました。

兄 勘太郎くんは、江戸歌舞伎の始まりを題材にした中村屋ゆかりの演目「猿若江戸の初櫓」に初挑戦。

軽部：
「猿若江戸の初櫓」いよいよですね。
勘太郎：
ひいお爺ちゃんから、お爺ちゃん、お父さん、僕と4代続いてやっているので。気持ちが結構グっときます。
軽部：
お爺さまの勘三郎さん、お父さまの勘九郎さんと比べても圧倒的に若い年齢で演じますが、どうですか？すごいですよね。
勘太郎：
結構ドキドキしています。できるのかなぁと。
軽部：
素晴らしい挑戦だと思います。いろいろとアドバイスをもらったりしていますか？

兄 勘太郎くんの稽古を見てきた弟 長三郎くんに軽部アナが「お兄ちゃんの稽古を見てどんな風に思いましたか？」と聞くと、長三郎くんは「ちょっと怒られてたり…。しばしば」と、まさかの暴露。「たぶん僕もやるから、頑張らないとなと思います」と、お兄さんの姿を見て刺激を受けているようでした。

長三郎くんは、代々受け継がれてきた「連獅子」に初挑戦。

軽部：
「連獅子」をやるというのは、嬉しい気持ち？それとも大変だなという気持ち？どんな気持ちが一番大きいですか？
長三郎：
大変だなっていう気持ちが一番大きいです。
軽部：
どういうところが大変だなという風に思うんですか？
長三郎：
毛を振るところとか、お扇子の踊りのところとか、全部大変です。

先に「連獅子」を経験している兄 勘太郎くんが長三郎くんにアドバイスをすることもあるそうで…

長三郎：
お兄ちゃまが９歳で「連獅子」をやったときにお父さん（勘九郎）から書いてもらっていた紙をもらいました。
「連獅子五箇条」って書いてあって、追加で１個書いてあって六箇条じゃないかなって…
勘太郎：
「大きく踊る」とか、「下を見ない」とかが書いてある。ちゃんと見てる？
長三郎：
見ました…1回。
勘太郎：
1回じゃねーかよ！1回以上見ろ！笑

長三郎くんの正直すぎる白状に、すかさずツッコミを入れた勘太郎くんでした。

トークの息もぴったりの2人に普段の兄弟仲を聞くと、「敵対関係」というまさかの答えが…！