2月11日(日)の『ボクらの時代』は、大竹しのぶさん、中村七之助さん、渡辺えりさんが登場します。

3人を結びつけたのは、十三回忌となる今もなお、その急逝が惜しまれる歌舞伎俳優、十八世中村勘三郎さん。

勘三郎さんの次男・七之助さんと、幼い頃から家族ぐるみの付き合いがあり公私ともに親しい大竹さん、渡辺さんが、勘三郎さんの思い出を語り合いました。

大竹しのぶ、中村勘三郎を振った過去?

1977年に上演された音楽劇「若きハイデルベルヒ」で初共演したという大竹さんと勘三郎さん。

しかし2人に接点があることを知らずに大竹さんと映画で共演し仲良くなったという渡辺さんはずっと“あること”が気になっていたといいます。

渡辺:
私が33歳のとき、手術をして一カ月くらい入院していたときに大竹しのぶさんからお花が届いて、それを病室に飾っていた。

(私の病室に)勘三郎さんがお見舞いに来ているのに、一言もお花のことは言わないの!

普通、共通の友達だったら「大竹しのぶちゃんからお花が来ているね」という話になるでしょ?でもならないの!

大竹:
え~?なんで?

渡辺:
それは(勘三郎さんが大竹さんに)振られたからということが、今日わかった!!

七之助:
知らなかったんですか?

渡辺:
知らなかった!有名な話なの!?

大竹:
振ったわけじゃないの。
私が20歳で哲明(勘三郎)さんが22歳のとき、お芝居で共演したんだけど、その物語を演じると「誰もが恋に落ちる」というジンクスがあって。
だから哲明さんも物語に入っちゃって…。

でも私は2人デートするのが嫌だから、いつも誰かを連れて行って(笑)
いろんな遊園地に連れて行ってくれて、いつもお弁当を持って来てくれたの。

七之助:
へ~!まめだわ~(笑)

渡辺:
お手伝いさんに作ってもらったお重のお弁当でしょ?

大竹:
そう!お重のお弁当!

七之助:
すごいな~。

デートに毎回お弁当を持参していたという勘三郎さん。

しかし、大竹さんがいつも誰かを連れてきたことで、結局恋は実らぬまま、舞台は終幕。

大竹しのぶ

大竹:
その舞台が終わったと同時に、疎遠にしていた恋人のところに哲明(勘三郎)さんが帰って行ったら、
恋人から「今さらなんだ!」と荷物を全部投げられたって(笑)

渡辺・七之助:
(爆笑)

大竹:
でも、だからこそ好江ちゃん(勘三郎さんの妻)と出会えて結婚できて、
隆ちゃん(七之助さん)と雅ちゃん(七之助さんの兄・勘九郎)が生まれた。

だから「大竹、ありがとう」って言っていた。

渡辺:
そういうことなんだ!なるほど~!

中村七之助、大竹しのぶ、渡辺えり

ほかにも、勘三郎さんの厳しい指導や、七之助さんの結婚観、さらには渡辺さんがマッチングアプリに興味をもっている話まで、さまざまな話題を展開します。

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