10月26日放送の『ネプリーグ』に登場した、“ウンチク”や“豆知識”をおさらい!
北海道のご当地グルメを当てる問題で登場した「エスカロップ」について、地理担当の村瀬哲史先生が解説してくれた。この料理は、北海道の根室近辺でしか食べられない激レアグルメだという。
根室近辺の喫茶店やホテルなら、どこでも提供しているという「エスカロップ」は、バターライスの上に薄切りのトンカツを乗せ、デミグラスソースをかけたボリューミーなメニューだ。
昭和30年代後半に、忙しい漁師でも早く食べることができる、ボリュームのある料理を提供したいという思いから誕生した「エスカロップ」。今でも、ご当地では愛されているそうだ。
ちなみに、「エスカロップ」とは、フレンチの世界で「薄切り肉」や料理そのものを指す単語だそう。根室版に、薄切りのトンカツが乗ることから、「エスカロップ」と呼ばれるようになった、ともいわれている(※編集部調べ)。
「よすが」と「けんもほろろ」の語源とは?
広辞苑に掲載されている言葉を使って例文を作る問題で出題された「よすが」と「けんもほろろ」の語源についても、林修先生が教えてくれた。
「頼り、手がかり」という意味を表す「よすが」は、漢字で書くと「寄す処」。「身を寄せるところ」という意味なので、「記憶を取り戻すためのよすが=よりどころにする」といった用法で使われる。
ほかに、「よすが」は「縁」「因」「便」という漢字が使われることがあるので、合わせて覚えておきたい。
一方、「無愛想に冷たく断る様子/取り付く島もない」という意味の「けんもほろろ」の語源については様々な説があるのだが、キジが関わっているという説が有力だ。
「けん」が表しているのはキジの鳴き声、そして「ほろろ」は羽がすれる音を表している。「けん」と一鳴きして「ほろろ」と羽音をさせて無愛想に飛び立つキジの様子から、「けんもほろろ」という表現が生まれたと言われているそうだ。
10月26日放送の『ネプリーグ』では、有村架純率いる「火9『姉ちゃんの恋人』チーム」と、北村匠海&山本舞香ら「映画『とんかつDJアゲ太郎』チーム」が、常識問題に挑戦した。