9月11日(土)、映画「『リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』公開記念第二弾舞台挨拶 全員リョーマ!」が東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ミュージカル「テニスの王子様」で主人公・越前リョーマを演じた歴代、そして、現役のキャスト8名が出席した。
「テニスの王子様」(集英社ジャンプ コミックス刊)は、1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載がスタート。現在は、「ジャンプSQ.J」にて続編「新テニスの王子様」が連載されており、累計発行部数は6000万部を突破している。
そして、テレビアニメ放送開始から今年の10月で20周年を迎える「テニスの王子様」初の劇場3DCGアニメーション作品「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」は今月3日に公開され、大ヒットを記録中。
それを記念した舞台挨拶に、原作者で製作総指揮の許斐剛氏のほか、柳浩太郎(初代リョーマ役)、KIMERU(初代不二周助役・初代リョーマ代役)、阪本奨悟(4代目リョーマ役)、高橋龍輝(5代目リョーマ役)、小越勇輝(6・7代目リョーマ役)、古田一紀(8代目リョーマ役)、阿久津仁愛(9・10代目リョーマ役)、今牧輝琉(現リョーマ役)が登場。
そして、スケジュールの都合で出席できなかった遠藤雄弥(2代目リョーマ役)、桜田通(3代目リョーマ役)からはメッセージが到着。歴代リョーマ全員集合という貴重なイベントとなった。
司会進行役は初代不二周助、初代リョーマの代役を務めたKIMERUが担当した。
“歴代リョーマ”を前に、許斐氏は「奇跡が起きちゃった。(イベントへの参加を)オファーしたら、ほぼみんなが1日で『何とかします』って言ってくれて」と感無量といった様子。
そして、現在、越前リョーマを演じている今牧は「こんな歴史的な瞬間に存在できることをうれしく思います」といい、6、7代目の小越は「ふるさとに帰ってきたような感覚」と、それぞれ喜びをにじませていた。
さらに、スケジュールの都合で欠席となった2代目リョーマの遠藤と3代目リョーマの桜田通からメッセージが届き、KIMERUがこれを代読。
「越前リョーマを演じてから17年の月日が流れようとしております。おそろしいです(笑)。気の利いたコメントをしようとすると、いつも変な空気になってしまうのは17年前から変わっていません。そんな自分に言ってやりたいです。『まだまだだね』って。同時に『俺は上にいくよ』と」。
桜田通は「越前リョーマを演じてから15年が経ち、おかげさまでたくさんの作品や仲間に出会うことができました。それは何ものにも屈することなく挑戦していく精神を、あのころの若い僕に教えてくれて、時には『まだまだだね』と喝を入れてくれた心の友であり、ライバルとしていてくれた強い仲間たちがいたから。これからも越前リョーマを胸の奥で抱きしめながら、己の本能の赴くまま、もっと上を目指していこうと思います」とメッセージを寄せた。
許斐氏は改めて、「感無量だね。本当にうれしいよ。みんなリョーマの面影がある」と“全リョーマ”を見渡し、KIMERUも「同窓会気分」としみじみと話した。
そこで、この日登壇したキャストがリョーマを演じていたころの画像がスクリーンに登場し、古田は「こうしてみると不思議ですけど、各々顔は似てないですね。でも、みんなリョーマに見える」とコメント。
当時、こだわっていたことを問われると、阪本は「毎公演、真ん中の前髪をいかに調整するか、帽子をかぶったときにナチュラルでカッコいい前髪の作り方を意識していました」と返答。
小越も「僕も、帽子をかぶったときにどういう前髪の形が一番いいかなということを意識していました」と同意。
一方の柳は、「僕の場合、外見はどうでもよくて、森山栄治くんが演じた桃城武は先輩の役だから緊張して話さなきゃいけないんだけど、素の森山くんが面白いからどうしても笑っちゃう。笑わないよう真剣に、クールな越前リョーマを演じようって頑張ったんだけど、どうですか、先生?」と許斐氏へ質問。
これに許斐氏は「柳が頑張ってくれたから今の『テニミュ』があり、この『リョーマ』につながった」とコメント。
そんな原作者の言葉に柳は「締めみたいな言葉。あざっす」と照れくさそうな表情を浮かべた。
高橋は「越前リョーマはクールで負けず嫌いな性格。僕自身も負けず嫌いなのでそこは意識してやっていたのと、ラケットの振りを誰よりも速くやろうと頑張っていました」。
阿久津は「リョーマって運動量がすごいから、動いた後にどれだけ息を『ハァハァ』させずに耐えられるかを考えて演じていました」と、それぞれ越前リョーマという役柄への思いを明かした。
最後に許斐氏は「こうやって歴代リョーマがそろってくれるのは奇跡に近いこと。まさか柳も来てくれると思わなかった」と、2003年に交通事故に遭い、右半身麻痺、記憶障害、高次脳機能障害、声帯損傷などの後遺症と戦いつつ、一時休業。2019年に芸能活動を再開した柳も駆けつけたことに感謝。
続けて、「今まで22年間連載をし、テニミュと18年寄り添って切磋琢磨してきて、携わってくれた人たちの思いを全部込めた映画をつくりたくてこの『リョーマ』を製作しました。こんな奇跡的な舞台挨拶ができると思っていなくて、ここに来てくれた8人と劇場に足を運んでくださった皆さんに感謝しています」と何度も“奇跡”という言葉を口にして、この日のイベントを終えた。
最新情報は、「リョーマ!The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様」公式サイトまで。
©許斐 剛/集英社 ©新生劇場版テニスの王子様製作委員会
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