＜試写室＞『おっパン！』“溌溂”と“鬱屈”と“発狂”を行ったり来たりしながら、ギリギリに平穏を保って…ザ・富田靖子！！！圧巻です

＜試写室＞『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！』第6話

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いやー、あれはいくらなんでも卑怯よね？

※突然ですが、前回を振り返ります。

うん、マジで、あれは、令和の時代に、あれは、いくらなんでも、卑怯だよね？…って、え？なんのことかって？え！？そんなの、前回の大地くん（中島颯太）と円（東啓介）の“出会い編♡”に決まってんだろがっ！！！！（急に激怒）

だってもう、いまのこの時代、リスク管理リスク管理！って口酸っぱく言われてるこの時代にですよ？トラックから積み荷が解けて、危機一髪！！だなんて、そんな状況ある！？あんな、不安定に、積み荷の飼料を乗っけてる、なんてこと、今どき、ある！？（そこを激しく追及）

いや、それはそう。それはそうなんだけど、大地くんに積み荷が転げて危機一髪！！からの、円救出！！からの「せっかくのスーツ、汚れずに済んだな☆」（逆光♡の円）、って、特に、逆光♡の円って、あれで、あんな逆光の円に、オチない人類、いないだろーーーーー！！

うん、いや、だけどだけど、それだけ見たら、すっごい大味なんだよね（一回冷静になる）。円の体格も相まって、すっごい大味、なんだよね。昭和か！（昭和でもあるかい）少女漫画か！（漫画をバカにすな）ってなツッコミ必須。

うん、っていうか、そうは言いつつ、初見で僕は、逆光♡の円に、キュンって、若干はしつつも、いくらなんでも、こんな大味展開で、キュン ♡させようだなんて、いくらなんでも、視聴者、バ・カ・に・す・ん・な・よ！だったんですよね。…うん、いやいや、だけどもだけどもの、大地くんと円の、あの二人の、“恋人”になっていく過程の、丁寧さよね！？（情緒不安定か！）

いや、言い方変えると、味つけの、繊細さよね！？冒頭で「逆光♡」っていう大味を見せつけといて、そのあとに繊細な味つけを見せられたら、その大味は、もう大味じゃなく、人生の中でこれ以上起こりえないような出来事＝だから大味に見える＝けれど、それって、そう！運命！！！！！運命なわけ！！！大味＝運命なわけ！！！！！！！（わけわからん）

繊細な料理食ったあとは、大味なもの食いたくなる！！！回転ずし食ってるとき、無性にフライドポテト食べたくなる！あの、感じ！！（どの感じ！？）そう！それは、大味＝運命！！！（フライドポテトのくだり入れたら意味不明すぎ）

で、で、でなのよ（もう少し続きます）。大地くんと円の造形美の素晴らしさだよね！？（また急に）大地くんは、もう、あの通り、小動物のようなビジュアルで、突っついたら転げていきそうなビジュアル（失礼）だっていうのに、実は芯があって、メンタルも強い（いや、そらね？過去にいろんなことがあってのこと…だとは思うし、その逆の弱さも描かれてるけどさ…）。

で、円ときたら、あのデカさだし（190ですってよ！？奥さん！！誰！？）、目鼻立ちもくっきりしてるし、眼光も鋭いから、一見すると図太くて、細かいことは気にしなくて、上京してるはずなのに熊本弁が丸出しで（実は僕、熊本出身なのですが、関東人に対して熊本弁は一切出ません…そんなことより、円の熊本弁イントネーション、完璧だよ！）そんなの関係ーねぇ！…っていう、うん、そう、つまり、大味そうなのに（もう大味気に入ってるだけ）、実のところとてつもなく繊細で…っていう、そのギャップな！！二人の対格差、見た目の違い、から生まれた、あの、二人の、造形美な！！！！！

 

…で、そっからの…前回ラストの…誠（原田泰造）の“アウティング”で不穏になって、もうどうしたってポジティブになりそうにもない空気感で、今回に入るわけですよ…（急にテンション落ちます…）。