<試写室>『おっパン!』“おっさんがセーラー服”であることを“尊い”とすら思えてくる…涙する!そんなドラマ
1月13日(土)23時40分~土ドラ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第2話
<試写室>『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』第2話
いやぁ~、“アップデート”って、本当に、難しいですね?(突然)
いや初回の途中までを見た僕は、このドラマの大テーマである、“古い価値観をアップデートせよ!”っていう部分に懐疑的だった…だって、なんだか上から目線な気がしたし、少なくとも“アップデート”って言い方はちょっと違うんじゃないかな?とすら思ってた…はずなのに、第1話の、あの結末!を見て、そして今回の第2話を見て、僕はすっかり、主人公・誠(原田泰造)=“おっさん”の、“アップデート”事情に、気が気じゃありませんよ!
だって、このドラマの描きたい“アップデート”ってのが、第1話で描かれた、“お茶は女の人が淹れた方がおいしいだろ?”とか平気で言えちゃう前時代的価値観の“おっさん”主人公が、引きこもりの息子・翔(城桧吏)を理解したいという思いから、息子の友だちであるゲイの青年・大地(中島颯太)と “友だちになる”…。それが、 “価値観アップデート”の第一歩になる!…だなんて、なんて素敵なストーリーライン!!だと思いませんでしたか?(誰に)
“アップデート”とはいっても、頭ごなしに、理解せよ!すべき!みたいに、押しつけて、無理やり理解させて、わかったようなテイにして、段取りのように消化する、そんな、表面だけを取り繕ったドラマ…悪く言ってしまえば“多様性啓蒙ドラマ”って感じにしないところが、このドラマの最大の良心であり、きっと誰にとっても、見届けたいなと思わせる所以(ゆえん)ですよね…。
「はいはい “おっさん”世代(僕を含む)が、現代に“適応”すればいいんでしょ!?」「なんか、偉そうにさ!」って、悪態ついてたはずなのに、まさかまさか、誰かと“友だちになる”、それだけのことが、“アップデート”につながるだなんて、こんな、ドラマの世界、なんて素敵なの!?じゃない??ねぇ???(ホントに誰に!?)
ってもう、つまり僕は、第1話の終盤、混乱している誠を“趣味は家族”という言葉で大地が救い、そこから、大地と友だちになるっていう、あの美しすぎる展開に、心奪われまくってしまったのです…。
関連記事
亮子(趣里)が最後の“モンスター”に挑む!父・粒来(古田新太)と大企業への損害賠償請求を計画するが…!?『モンスター』最終話予告
2024年12月23日 |
08:00
佐野玲於&橋本じゅんが出演!保育士、“最低男”を利用しようともくろむ衆議院議員役『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』
2024年12月23日 |
06:00
香取慎吾の“グループ呼び”に中島裕翔、永瀬廉、西畑大吾が感激!森本慎太郎は「Snow Man?」と声をかけられ…『フジテレビドラマライブ2025・冬』
2024年12月22日 |
00:00
大地真央「タイで象に乗ってゾ~ッとした」に“冬ドラマの主役たち”が拍手喝采『フジテレビドラマライブ2025・冬』
2024年12月21日 |
22:50
香取慎吾「人気声優が子役の声を担当」と月9の見どころを“パクリ”アピール『フジテレビドラマライブ2025・冬』
2024年12月21日 |
22:30
上川隆也 劇中に登場する“天才犬”に「役者よりNGを出していない」と感心『フジテレビドラマライブ2025・冬』
2024年12月21日 |
22:03