2019年4月にスタートした『Live News イット!』が、この秋、大きく変わる。放送時間を3時間15分に拡大し、15時45分から第1部がスタート。そして加藤綾子キャスターとともに新たな“夕方の顔”として榎並大二郎アナウンサーが番組に加入することが決定した。
加藤と榎並アナはフジテレビ同期入社。2人がメーンキャスターとしてニュース番組でタッグを組むのはこれが初めてとなる。
榎並アナは、2008年4月にフジテレビ入社後、同年10月から『FNNスーパーニュース WEEKEND』でスポーツコーナーを担当。2011年4月からは、夕方の『スーパーニュース』でキャスターを務めた。
2014年にはタイの総選挙を取材するため現地入りし、反政府デモが激化する非常事態宣言下の首都バンコクの様子を伝えた。緊迫した現場で、榎並アナは黒いヘルメットと防弾ベストを着用するなど厳重警戒の中、最前線で取材にあたった。
すると、真剣な表情で熱心に取材をする姿がインターネット上や地元メディアなどで注目され、「笑わない日本人ジャーナリスト」として現地で大きな話題に。そんな榎並アナが今回、満を持して5年半ぶりに報道の最前線に帰ってくる。
キーワードは「アクティブ」番組内容も一新!
パワーアップする新生『イット!』のキーワードは、「アクティブ」。加藤は積極的に現場に向かい、自身の取材をもとに考えたこと、感じたことを発信していく。人に寄り添い、等身大の加藤が伝える言葉に注目だ。
さらに木村拓也アナウンサーは「アクティブキャスター」として毎日気になる現場から生中継。
天気コーナーでは人気キャラのガチャピンが、三井良浩気象予報士と愛嬌たっぷりに「使える天気」を伝える。
また16時台には、番組が最も大切にする「暮らし」に関わるニュースを伝える目玉コーナーを創設。18時台は、特集枠を刷新し、定番コーナー「はてな」とともにニュースから気になる話題まで「知りたいソレ!」を伝える。
<加藤綾子 コメント>
――番組開始から1年半を振り返っていかがですか?
あっという間の1年半でした。“0”(ゼロ)からスタートした『イット!』が、まだまだではありますが、基盤は少しずつ整ってきたような気がします。やっと“0”から“1”に進めたかなと思います。最初の土台作りはできたので、今後はスピード感を持って、『イット!』を盛り上げていきたいと思っています。
――同期入社の榎並アナと一緒にニュースを伝えていくことについてはいかがですか?
まさか同期で、このような形でニュース番組を一緒にやるとは想像もしていませんでしたが、緊張感がある現場で、“大ちゃん”の存在は大きいですし、一方で、同期だからこそ、報道局の緊張感がよいバランスとなり、これまで以上の同期の関係、絆が生まれるのではないかと思います。
――榎並アナについて入社当時とそして現在の印象は?また、思い出に残っているエピソードなどありますか?
入社当時と何も変わっていません。新人時代、榎並君が「おはようございます!」という挨拶で噛(か)んでしまって、「あ、緊張する人なんだな」と思ったことがありました。
暑さのリポートでは、炎天下で温度計をポケットに入れて、40度以上になってしまってあたふたしていたことも。そんな“大ちゃん”が、『バイキング』ではテキパキと情報をさばいて、しっかりとプレゼンをこなす様子は、頼もしく感じていました。これからは、リードしてほしいです。
――新生『イット!』をどのような番組にしていきたいですか?
“0”から“1”になって、“1”からどうしていけばいいのか具体的に見え始めています。 榎並アナウンサーも加わって、これからどうすれば『イット!』がパワーアップするか、日々スタッフとも分析しています。とにかく「夕方は『イット!』だよね!」と、みなさんに言っていただけるような、わかりやすくて見やすい、共感できる番組にしていきたいと思います。
<榎並大二郎アナウンサー コメント>
――5年半ぶりの報道のニュース番組で、メーンキャスターを務めることになった今の気持ちは?
身の引き締まる思いです。メーンという肩書に大変な重責を感じますが、肩肘張らず、真摯(しんし)に日々のニュースをお届けできたらと思います。
――『バイキング』を5年半担当。その経験をどう活かしていきたいですか?また、今回のキャスター就任について、坂上さんと話はしましたか?
坂上さんからは、ニュースの本質を捉える的確な視点、物おじせず意見する姿勢、キレのあるスタジオさばきなど、多くのことを学ばせていただきました。坂上さんからひしひしと感じた“覚悟”をもって、自分もまい進していきたいです。
オンエア中も冗談まじりに「榎並君は、報道志望らしいけれど行かせません」などとからかわれることがあったので、その報道番組に就くことを坂上さんに報告する時はやや緊張しました(笑)。
いざお伝えした時には、「お、良かったじゃん!」と、とてもやさしい笑顔でエールをいただきました。ただ、「『バイキング』終わりでたまに乱入しちゃおうかな〜」とも言っていたので、報道センターの戸締まりは厳重にお願いしたいです(笑)。
――同期入社の加藤さんと一緒にニュースを伝えていくことについての感想は?
率直に、楽しみです。初めて加藤さんに会ったのはフジテレビの最終面接前の控室でした。その時に彼女が、私を含めた学生たちの緊張をほぐすべくその場を明るく盛り上げていて、「あ、この人は次元が違う」と衝撃を受けたのを、13年たった今も鮮明に覚えています。
あの時から現在までその印象は変わらず、加藤さんは“利他の精神”に満ちた人だと思います。常に周りの人を気遣う性格が、今の番組の温かな雰囲気につながっているのだと感じます。…なんだか式典の祝辞みたいですね(笑)。とにかく、これまで幾度となく助けてもらってきたので、今度は私が支える番だと思っています。
そんな加藤さんとのエピソードは枚挙にいとまがないのですが、彼女ほど聞き上手な人には出会ったことがありません。他愛のない話にも「え、それでそれで?」と抜群のリアクションや合いの手を入れてくれるので、自信がついて他の人に同じ話をすると大滑りする、という苦い経験を何度もしています(笑)。
――『イット!』をどのような番組にしていきたいですか?
新型コロナウイルスによって暮らしや働き方が様変わりする中、私たち一人一人の生活がどうなっていくのか、日本がどんなかじ取りを迫られるのか。いま知りたい“それ”を分かりやすくお伝えし、よりよい生活を送るための一助となれるよう努めてまいります。
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