声優・梶裕貴に宮野真守、林原めぐみらから、続々とタレコミが！「普段の梶くんは猫背で…」

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7月24日（金）のフジテレビ『ダウンタウンなう』に、梶裕貴が登場した。

梶は、アニメ『進撃の巨人』（主人公エレン・イェーガー役）をはじめ数々の作品に出演し、ドラマやミュージカルなど幅広く活躍している人気声優。

松本：俺、『進撃の巨人』見てたけど、あの声の人かぁ！

梶：うれしいです。見てくださっていて。

坂上：ちょっと待ってください。松本さんはアニメ見るんですか？

松本：アニメはたまに見ます。『進撃の巨人』はおもしろかった。

（下を向いて黙々と食べ続ける浜田）

坂上：浜田さんがまったく興味がなさそうで…。

（手を止めて顔を上げる浜田）

梶：そうなんですよ、全然食いついてくださらなくて。

浜田：名前は知ってますよ！『進撃の巨人』でしょ？

会話に入らずずっと食べていた浜田のお皿はほとんど空になっていて、梶は「もうないじゃないですか！」と笑ってツッコむ。

19歳でデビューし21歳で初主演を務めた梶だが、順風満帆というわけではなく、その後数年間はアルバイトをしていたという。

スマホ用ゲームなどの増加により、声優の仕事も急増したというが、どんなに人気声優であっても、キャスティングはオーディションが主流で、「僕も8割9割はオーディションです」と語り、一同を驚かせる。

坂上：結構上（の世代）が詰まってたりするわけ？

梶：いや、まぁでも…。

坂上：言っちゃえよ！言っちゃえよ！

松本：心のどこかにはあるわけでしょ。「俺だって『ルパン三世』できるし」とか。

松本のボケに、梶は「それはまったくないです…」と苦笑いした。

声優の仕事は、さまざまな状況を声で表現すること。梶は、アイデアを駆使したテクニックを披露することに。

水中でのセリフ→指で唇を震わせる

梶は「先輩方が作り上げてくれた文化」と話し、口に水が入っている演技では、突き出した唇に人差し指を横に当てて上下に動かしながらセリフを言ってみせた。

「助けて！助けて…」と、梶が実演すると、まるで水中で話しているかのよう。松本はプロの技に無言で目を丸くし、浜田は「うまいやん！自分！今の良かったよ」と称賛した。

梶は「実際の現場でやったのは2回くらいしかないんですよ」と言い、水の中だと実際はしゃべれないため、最近はキャラクターの顔に「このままだとマズイ」という（心の）声を当てることが多いのだという。

プロのテクニックに松本は「へぇー、おもしろい！」と興味津々。続いて、『進撃の巨人』でのシーンも実演することに。

口の中が血だらけで歯が抜けた人のセリフ→パンを口に入れる

アフレコの際、たまたま小腹がすいたときのためにパンを持っていた梶。それを口に入れてやってみたところ上手くいったそうで…。

パンをくわえて実演してみると、みごとに口内が腫れてしゃべりにくい感じになり、坂上も「わざとらしくならないんですね」と納得。

松本は「今のを溺れてるやつでやってみて」と無茶ぶり。梶は「殴られたうえで溺れる？？」と困惑しながらもリクエストに応じたものの、ただ溺れるだけの人になってしまった。

梶は、幅広い役を演じる声優ならではの“演じ分け”テクニックも披露。同じセリフを、年齢や性別、体格も違うキャラクターにわけてそれぞれ演じてみることに。

「20歳の大学生」の声で「すみませんビールおかわり！」と言うと、松本はそれだけで「うまいなぁ」と唸り、この日の“飲み仲間”山﨑夕貴アナも「さわやかぁ。いい声ですねぇ」とうっとり。

その後「100歳のおばあさん」「肉付きのよいおじさん」でも実演。松本は「うまいなぁ…うまいなぁ！」と、プロの実力に感心しきりだった。

さすがのテクニックを披露し、終始さわやかな雰囲気の梶。だが坂上は「普段の梶さん、ちょっと違うらしくてですね」と言い、親交のある人たちのタレコミを紹介する。

声優の先輩・宮野真守はVTR出演し「普段の梶くんは猫背で、声が小さいんです。元気な役ばかりだから精神の安定はどうしてるんだろう」と語り、オンとオフの差が激しいことを心配する。

同じく声優の先輩・林原めぐみからは、ラジオで共演した際に受験生かというくらいノートに質問がびっしり書かれていて「まじめかよ」と思ったという。

友人の神木隆之介からは「（梶は）謙遜しすぎで『俺なんて…』ということが多いです」と暴露された。

梶：静かにしゃべってるのが本当は好きです。

坂上：今、無理してるの？

梶：こういう場なので、「こういう感じを楽しみたい」というのはあるんですけど。普段は声をよく聞き返されるくらいちっちゃい…（だんだんと小声に）。

松本：ふふふふふふ（笑）。

梶：本当に普段はもう…（さらに小声に）

それまでハキハキとしゃべっていた梶が、だんだんと気の抜けた話し方になっていく。その変化がおかしく、一同にじわじわと笑いが広がり、梶は「なんかすいませんでした」と謝っていた。

次回、7月31日（金）放送の『ダウンタウンなう』は、吉野北人（THE RAMPAGE）、川村壱馬 （THE RAMPAGE） 、落語家の瀧川鯉斗が登場する。