フジテレビ・スケート班が取材した動画を毎日配信!vol.50
新型コロナウイルスの世界感染拡大を受け、スケート界のさまざまな大会が休止になったまま2019-2020シーズンが終了。選手たちの活動も停止する状況になってしまったが、来季までの想いを繋ぐべく、フジテレビ・スケート班が取材した動画が3月23日から配信されている。
シーズン中に放送しきれなかったインタビューや取材動画、特別動画が続々と登場。フジテレビュー!!でもその内容を紹介していく。
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今回は、スピードスケート企画の第3弾。新濱立也(しんはま・たつや)選手の2019-2020シーズンを振り返る。
自分をきっかけに、男子のレベルが上がってくれれば
【フジスケ×スピスケ】新濱立也 真のエースへ!2019-2020シーズン振り返り
昨シーズン(2018-2019シーズン)、 新濱選手はワールドカップデビューを果たし、500mで3勝。「2019世界スプリントスピードスケート選手権大会」では、銀メダルを獲得した。自己ベストの33秒79は、日本記録&世界2位というレコードだ。
そんな新濱選手に、2018-2019シーズンを終えた2019年4月にインタビュー。
新濱:すごい期待は感じますけど、それをプレッシャーだと思わず、自分のやりたいことを淡々とやっていこうかなと思っています。自分をきっかけに男子のレベルが上がってくれれば。ここまで飛躍できたので、これをきっかけに、男子全体、全種目が世界で戦えるレベルに行ければいいなと思っています。
周りの期待に応えなくてはという気持ちがプレッシャーに
そうして、真のエースを目指して迎えた2019-2020シーズン。
2019年12月26日~29日に長野で行われた「第87回全日本スピードスケート選手権大会」でのレースをノーカットで振り返る。
コーナーでバランスを崩しながらも立て直して最後の直線に持ち込んだ新濱選手だったが、結果は、男子スプリント総合7位で連覇を逃した。
自身はこの大会を「周りやコーチ陣からの期待に応えなくては」という気持ちが重圧になってしまったと分析。
2020年2月13日~16日アメリカ・ソルトレークシティで行われた「2020世界距離別スピードスケート選手権大会」では、男子500mで優勝を狙っていたが、銅メダルに終わり、「(この後に続く)『世界スプリント』と『ワールドカップファイナル』では、自分の強さを世界に見せつけられるように」と誓う。
男子スプリント総合で33年ぶりの金メダル
そして迎えた「2020世界スプリントスピードスケート選手権大会」(2020年2月29日~3月1日/ノルウェー・ハーマル)では、男子スプリント総合で、日本33年ぶりの金メダルに輝いた。
動画では、レースをノーカットで振り返るほか、レース後のインタビューで「世界スプリントで総合チャンピオンになれるとは、正直思っていなかった」と驚きを隠せない様子から「もっともっと強くなって…」と自身の目標についても語っている。
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