土井レミイ杏利さんが「子供が前向きになるポジティブ思考術」を伝授しました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
4月29日(金)の放送には、東京オリンピックハンドボール日本代表で、TikTokでも大人気のレミたんこと土井レミイ杏利さんが登場。

「子供が前向きになるレミたんのポジティブ思考術」「家族のコミュニケーション、どう磨く?」というテーマについて、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんと共に、話し合いました。
GW明けに学校に行きたくない…レミたんならどうする?
「レミたんのポジティブ思考術」には、「小5の息子が新しいクラスに馴染めず、連休明けに学校に行くのが憂鬱だと言っている。どうアドバイスしたらいい?」という30代女性のお悩みが寄せられました。

「休み明けに会社の匂いを嗅ぐと絶望する」と苦笑した三上アナをはじめ、スタジオ一同は息子さんの気持ちに大共感。そんな中、土井さんは「家族で簡単な目標を考えることが効果的」とアドバイスしました。
「今月中に新しい友達を1人作れたら、家に呼んでいいよ」など、本当に小さな目標でもいいから、家族で考えることが大切だという土井さん。
親が一番の「友達」として子供と接することで、子供のコミュニケーション力もアップすると考えているそうです。
不安なときやミスしたときの、レミたん流思考術
「毎日受験勉強をしているが、試験に落ちるのが不安で勉強に身が入らない」(中学3年女性)、「自分のミスでチームが負けてしまったときはどうしたらいい?」(大学1年男性)というお悩みも寄せられました。

「わからない未来を想像して不安になるのが一番よくない」と語る土井さんは、「失敗しても当たり前だし、重要なのは過程。不安な自分を否定する必要はないが、悩んでいる時間はもったいないのでその時間を有効に使ったほうがいい」と助言。

土井さん自身も何度もミスを重ねてきたそうですが、「ミスを恐れたプレーでミスした場合はチームに悪影響が出るけれど、全力プレーの結果起きたミスはOK。失敗したら、その理由を考えて、学んでいくことで成長できるし、成長する過程を楽しめば強くなれる。100%の自分を出せるようにすること」と経験をもとに教えてくれました。
竹山さんも「失敗した直後はショックだけど、30年経てばいい思い出になる」とスタジオを笑わせ、番組公式SNSには「レミたんの考え方、カッコいい」「レミたんみたいな大人になりたい」「小学生の時にレミたんに出会いたかった」など多くの感想が寄せられました。
レミたんがSNSをアップするときに心がけていることは…?
「中学のバスケ部で補欠の娘が『先輩が失敗すればレギュラーになれる』と言っているが、どう声をかけたらいい?」、「息子のサッカーチームの目標は、隣の小学校のチームに勝つこと。負けるたびにモチベーションが下がってしまうのだが、前向きに取り組むための目標の立て方は?」(ともに40代女性)というエピソードも。

土井さんは「他人の不幸よりも自分の幸せを探したほうがいい」と考えているそうで、「他人のミスを願うのはよくない、ときちんと助言した上で、先輩を超えるためにどんな努力をしたらいいか、考えるヒントを与えてあげてほしい」と親の寄り添い方について指摘しました。

また「無限の可能性があるのに、目標を『日本一』に決めてしまったら『世界一』はムリになってしまう。自分の限界を少し超えて、モヤがかかっているようなところに目標を設定した上で、そこに至るまでの過程を一歩ずつ進んでいけば、次第にモヤが晴れてくるはず」と、独自の目標の設定方法も語りました。

SNSをアップする際に心がけていることに話が及ぶと、「トレンドと同じことをやっていても飽きられるので、自分のオリジナリティを加える」「世界中の人に見てもらえるように、言葉の国境を越えられる動画を心がけている」と、土井さんなりのこだわりも教えてくれました。

家族の会話を増やしたいときにオススメの「かぞくかいぎ」とは?
「家族のコミュニケーション、どう磨く?」というテーマでは、「小3の息子はイヤホンをしてゲームに夢中で、夫も食事の時以外は部屋から出てこない。どうやって会話のきっかけを作ったらいい?」という、30代女性のお悩みについて話し合いました。

視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「もっと家族と話したいけれど、向き合えずにモヤモヤする気持ちを理解できる?」と問いかけると、
「理解できる=75%」
「理解できない=25%」
という結果に。三木さんによると、家族でリビングで話し合おうとしても、話し合いではなく親の説教になるというパターンも多いそうです。
そんなときに「かぞくかいぎ」が効果的だと考えるのが、書籍「子どもから話したくなる『かぞくかいぎ』の秘密」の著者・玉居子泰子さん。
玉居子さんは、癇癪(かんしゃく)持ちの息子さんの気持ちを聞くために「かぞくかいぎ」を試してみたところ、息子さんが自分の気持ちを言葉にすることができるようになったそうです。

千秋さんは「会議を始めよう、と家族に声をかけるのが、ハードルが高い」と語りましたが、玉居子さんによると、まずはパートナーの同意を得てから、子供を巻き込んでいくと成功しやすいのだとか。
玉居子さんは「かぞくかいぎ」に適したテーマ案も紹介。番組では、実際に「かぞくかいぎ」に挑戦した家族のみなさんにも密着しました。

土井さんは「コミュニケーション力が上がって、いい大人になりそう。好きなゲームを子供から教えてもらうなど、親から歩み寄って仲良くなってからスタートするのもいいと思う」と、関心を寄せました。
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