超簡単スペアリブ！調味料はスイートチリソース＆醤油だけでOK【肉loverの感覚レシピ】

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「三度の飯より肉が好き♡」「GW（ゴールデンウイーク）もやっぱり肉が食べたい！」

そんな肉への熱い思いを抱える“肉食系女子”のみなさんに送る【肉loverの感覚レシピ】。

キャンプで塊肉を焼くのが一番のストレス解消法という、自身も大の“肉lover”の料理家・今井真実さんが、“だいたいの感覚”で作れる肉レシピを綴ります。

＜【肉loverの感覚レシピ】過去のレシピ＞

第18弾となる今回は、今井さんのお子さんも大好きという、2種類の調味料で作る「スペアリブ」を紹介します。あたたかくなってきて、ガッツリお肉が食べたい！という方、簡単ですので、早速作ってみては？

「今日はスペアリブよ」

そう言うと、子どもたちはいつも大喜び。子どもって、どうして骨付きのお肉にこんなに盛り上がるのでしょう。不思議。

しかし、焼き上がったスペアリブを見て、私も「これはおいしそうよ！早く食べよう！」と大騒ぎ。大人にだって、艶々（つやつや）に輝く骨つきのスペアリブは、たまらなく魅力的なのです。

＜【インタビュー】偏食の子どもが「おいしい」と言ったらOK！“料理家･今井真実”ができるまで＞

今回、ご紹介するのは、GWにぜひお試しいただきたいレシピ。

骨から外れやすくするためにお肉に切れ目を入れるのがポイントで、調味料は2種類だけ！漬けダレを和えたら、あとはオーブンにお任せでOK。

難しそうなスペアリブがラクラク作れて、食べるときもストレス知らず。ボリューミーだし、とっても豪華に見えるのも、うれしいところ。

私にとって、スペアリブはお助けメニュー。忙しい日にだって大活躍のレシピです。

スペアリブを裏返して、骨を見ると薄い皮があります。まず、そこに切れ目を入れます。

次に、骨とお肉の間に切れ目を入れます。

続いて、お肉の部分に切れ目を入れます。切れ目をたくさん入れることでタレが絡みやすく、骨からお肉が外れやすくなります。

つけあわせのカボチャも切っておきましょう。大きめの一口サイズで大丈夫です。

お肉の下処理をしたらバットに入れて、水気を抑えるように拭き取ります。

そこに、スイートチリソース大さじ2、お醤油大さじ1を入れて、揉み込むようによく混ぜます。切れ目にもタレをなじませてください。

オーブンを予熱にかけます。200℃で20分です。

天板にクッキングシートを敷き、スペアリブをのせて、間にかぼちゃをのせます。アルミホイルを使う場合は、くっつかないように、オリーブオイルを塗っておきましょう。

オーブンに入れたら、200℃で20分焼きます。

20分後、焼き上がりはこんな感じです！

さあ、熱々をお皿に盛り付けたらでき上がりです！

天板に肉汁がたまりますが、それは使わない方がスッキリしたお味になります。

焼き上がりは、辛味も酸味も強く感じません。こってりしすぎないような味つけですので、仕上げ用にはタレをかけて召し上がってください。

スイートチリソースは、赤唐辛子 、ニンニク 、塩 、はちみつ、お酢からできているものが多く、スペアリブにはぴったりの調味料です。お醤油と合わせるだけで、味がバッチリ決まります。

最初に入れた包丁が効いて、お肉がこんなに簡単に骨から外れます。

パクチーもかぼちゃも名脇役。彩りも、香りもよく、特別なお料理に仕上げてくれます。

今回は、オーブンでご紹介しましたが、バーベキューで焼くのもオススメです。

このタレは、前日から漬け込んでも、味が濃くなりませんので、仕込んでおいても問題なし。タレが焦げやすいので、炭火の場合は、じっくり遠火で焼くのを心掛けて。切れ目を入れているので、火も通りやすいですよ。

おうちでも野外でも、特別感のあるスペアリブで、楽しい時間をお過ごしくださいね。

今井真実（いまい・まみ）
料理家。神戸市生まれ。三度の飯より肉が好き。雑誌、web媒体、広告などでのレシピ作成、スタイリングも担当。東京都世田谷区でソーセージなどの料理教室を不定期で開催。noteで発表したカルボナーラのレシピも大きな話題に。初のレシピ本「毎日のあたらしい料理　いつもの食材に「驚き」をひとさじ』」（KADOKAWA）が発売中。Twitter：@imaimamigohan

写真／今井裕治