4月5日(日)からスタートするフジテレビのアニメ『デジモンアドベンチャー:』 。

このほど放送開始に合わせて、1997年に発売し、一斉を風靡(ふうび)した携帯ゲーム「デジタルモンスター」(©️BANDAI)を再現した育成ゲームのサービスをデータ放送上で開始する。

「デジタルモンスター」は、デジモンを幼年期から成長期、成熟期を経て完全体になるまでを育てるゲームで、今回のデータ放送上のゲームはバンダイの監修のもと、シリーズ初代である「デジタルモンスターver.1」を再現したものになる。

当時のデザインのままのドット絵のキャラクターを使用し、「ごはん」「トレーニング」「トイレ」といった携帯ゲームのシステムを踏襲しているため、当時遊んでいた世代は、懐かしさを覚えるはず。

また、テレビ放送という特性を活かし、番組を見れば見るほどお世話できる回数を増やすことができる独自のシステムをプラスした形となっている。育成したデジモンは、データ放送上のデジモン図鑑にアーカイブすることもできる。

ゲームの内容は「デジタルモンスターver.1」を再現したものとなっているが、ゲーム内のアニメーション部分は、データ放送だけのオリジナルの表現となる部分もある。

データ放送のデジモン育成ゲームでは、番組を見るほど育成できる回数が増えるチャンスがあり、1シーズン(3ヵ月)内にできるだけ多くのデジモンを育てることを目的としている。個人ごとのお世話のデータは、毎週データ放送上に記録され、デジモンはそのデータをもとに週を追うごとに進化していく。

「ごはん」「トレーニング」「トイレ」といった育成をおこなった種類と回数に応じて進化先が分岐するため、人によってテレビ上のデジモンに違いがでるという仕組みだ。また、シーズンごとに育成できるデジモンのバージョンを替える予定で、長期的に楽しむ事ができる仕組みとなっている。

さらに、育成していく過程で入手できたデジモンはデータ放送上のデジモン図鑑にアーカイブされ、進化したタイミングで「デジモン図鑑」に表示されるので、テレビアニメの放送に加え、デジモンを集める楽しみも味わえるという。このような放送と連動した育成ゲームはフジテレビ史上では初の試みとなる。

また、データ放送では、アニメに登場するデジモンのプロフィールなども掲載される予定で、初めて『デジモンアドベンチャー:』を見るという人も楽しむことが可能になる。

番組公式LINEも開設!

放送に先駆けて、番組公式LINEを開設。作中に出てくる引っ込み思案だがネットに強いキャラクター「泉光子郎」が、アカウント管理をしているという設定で、特定のワードに反応する仕組みとなっている。番組に関する情報や次回予告、そして今回の作風を意識したLINEならではのお楽しみコンテンツを配信予定だ。