平野レミさんから、ポジティブに暮らすヒントが続々と飛び出しました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
9月9日(金)の放送には、平野レミさんが登場。
「平野レミ ポジティブに暮らすヒント」というテーマで、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんと語り合いました。
「サンド」していないけど味は「カツサンド」…アリ?
まず紹介されたのは、平野さんの料理の手間を省くアイデアです。
赤塚不二夫さんが家に遊びに来たときに生まれたという「怠慢ならぬ台満(たいまん)餃子」が紹介されると、千秋さんは「簡単で美味しいなら(怠慢でも)いい!」と褒め称えました。
ほかにも、魚が好きではない子どもにオススメの、マグロの切り落としを使った「魚ロッケ(ギョロッケ)」や、「おさかな春巻き」も登場。
「おさかな春巻き」は、カジキマグロなどの魚と崩したはんぺんを混ぜて、春巻きの皮で包んで揚げたものだそうで、「外はカリカリ、中はふにゃふにゃ。カレー粉を少し入れているから、子どもも食べちゃう!」と平野さんは解説しました。
「肉の3倍野菜を食べる」という家訓を反映した「食べればカツサンド」や、息子の妻である上野樹里さんが家族でたこ焼きをしていたときにも勧めたという「食べればたこ焼き」という、見た目は「カツサンド」や「たこ焼き」とは違っても、食べたら同じ味になるメニューも紹介。
視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「見た目は違うけれど食べたら味は同じだというメニューに抵抗がある?」と問いかけると、
「抵抗がある=18%」
「抵抗はない=82%」
という結果になりました。
三木さんは「見た目が美しい。さすがのプロの技」と、「抵抗はない」に投票した人の心理を分析。
番組公式SNSには、「レミさんの料理本、活用しています」という投稿が多数届きました。
嫁には何も言わないし言っちゃダメ!平野さん流嫁姑の付き合い方
平野さんは、料理に関するお悩みにも答えました。
「夫はハンバーグやしょうが焼きなどが好きで、凝ったメニューを作っても反応がイマイチ」という女性には、「(栄養バランスの偏りなどは)後ろめたいかもしれないけれど、旦那が好きならそれでOK!」と断言。
「姑のレシピは受け継がなければダメ?」というお悩みには、「私は嫁たちに何も言わないし、言っちゃダメ。自分の味を受け継がなくてもいいけれど、美味しいと思ったら嫁は作り方を聞いて、自分流にアレンジしながら作っている」と、2人のお嫁さんとの関係について語りました。
千秋さんと三上アナは「自主的に学ぶならいいけれど、夫から『おふくろの味を食べたい』と言われたら、絶対イヤ。実家に帰って食べればいい」「おふくろの味を受け継ぎたいなら、夫に自分で作ってほしい」と、嫁の立場から夫たちに忠告を送りました。
また、「平野さんが冷蔵庫に常備しているものは?」という視聴者からの質問には、「ニンニク醤油やニラ醤油。あと、ニンニクをフードプロセッサーで細かくしたものを、オリーブオイルに漬けて常備しておくと、とっても便利!」と回答。
「家で一人でお昼ご飯を作るのが面倒で、パン1個とかになってしまう」という視聴者には、「それはダメ。葉っぱ(=野菜)を買ってきて洗っておいて、ドレッシングを作っておくといい」とアドバイスしました。
泥棒も驚いた!?平野レミが片づけについても持論を展開
「料理以外の家事は得意ですか?」という質問には、平野さんは「料理は大好き、家事はイヤ」とキッパリ。
洗濯物を片づけるのが面倒で、家に侵入した泥棒を「自分の前に泥棒が入ったのかと思った」と驚かせるほど、引き出しがグチャグチャだったこともあるそうです。
それでも平野さんは「家がグチャグチャでも、人に迷惑かけないでしょ。家族がそれでいいというならOKなの!」と開き直り、SNSには「レミさん、最高!」と賛同の声が集まりました。
「母親にできることはやるけど、できないことはできない!」平野さんのポジティブ子育て術
「何をしているときが一番幸せですか?」という質問には、「猫を抱っこして葉っぱ(=庭)を見ているとき。人に迷惑をかけず、人の嫌がることをやらずにいられれば、それがいい」と、平野さん流の思考術を伝授。
子育てについても「私にできることはやるけれど、できないことはできない。遊んできたら美味しいご飯を食べさせて、お風呂に入れて、寝せるだけ」と語り、「お嫁っていいのよ!自分で出産も子育てもしていないのに、できあがった人間が家族になってくれる。こんないいことない!」と、お嫁さんに対しての心の持ち方まで教えてくれました。
「宿題をするときも、キッチンに呼ぶ。食事を作っているときの音を聞きながら、『お母さん、ご飯まだ?』って待つ喜びも教えられるし、『できあがり!』の喜びも一緒に味わえる。そのプロセスが大事だと思ったから、それはちゃんとやった。おかげで、息子は2人とも料理が上手なんだって!」と平野さん。
千秋さんは「子どもが愛情を感じていれば、(勉強しろ!と言わなくても)大丈夫」と、感心した様子で、平野さんの話に耳を傾けていました。
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