松岡修造さんが、銚子の独特な伊達巻に驚きの声をあげました。

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10月22日放送のフジテレビ『くいしん坊！万才』では、千葉県銚子市の「銚子の伊達巻」を紹介。

漁師町の銚子市には、独特な食文化が育まれています。「御食事処つくし」を訪れた松岡さんは、2代目の髙橋克昌さんから目の前に置かれた巨大な伊達巻について「卵を何個使っていると思いますか？」とクイズを出されます。

松岡さんが、「20個くらい使っていると思います」と答えると、正解は約21個ということでほぼ正解。巨大な伊達巻を分厚くカットしてもらい、漂う甘い香りに「いやいやいや、すっごい甘い香り」と驚き、さらに手で持つとプルンプルンに揺れる伊達巻に驚嘆の声をあげます。

勢いよくかぶりついた松岡さんは、「なめらかです！卵がおいしいですね」と思わず笑顔になり、「プリン？」とつぶやきます。

髙橋さんも、「漁夫のプリンと呼ばれることもあります」と頷き、過酷な漁を終えた漁師たちの欲求を満たすため、銚子の伊達巻は甘くなったといわれていると教えてくれました。

口に運ぶ手が止まらない松岡さんは、「どうして、こんなにつるつるしてるんだろう？」と、不思議そう。

そのプリンのような滑らかな口あたりの秘密は、魚のすり身を入れないことだそうで、純粋に卵と糖蜜（砂糖、しょうゆ、水、塩）だけを使用し、3時間温めた専用の釜で1時間半かけてじっくり焼き上げることで完成する逸品とのこと。

「これは芸術作品に見える」と感嘆する松岡さんに、続いて紹介されたのはこの伊達巻を使った「伊達巻寿司」。大きな伊達巻の下に、酢飯に煮かんぴょう、きゅうり、桜でんぶが巻かれています。

こちらも豪快にかぶりついた松岡さんは、「卵がご飯を覆っている感じで、すっごい新鮮！」と大喜び。「食には見た目のやさしさもあるけれど、本当のやさしさって食べたときにあるもんだなって」とほほ笑みました。

次回は10月29日（日）に放送予定。

※番組公式インスタグラムでは、メイキング動画を配信中！