THE SUPER FRUIT 待望の1stアルバム!目指すはファンとの特別な思い出を彩る「スパフルワールドを作る」
THE SUPER FRUITがデビュー2周年目を迎え、新たな目標を掲げました。
昨年発表したデビューシングル「チグハグ」が、TikTokを中心に話題を呼び、10代〜20代の若い世代に強い人気を誇るボーイズグループ・THE SUPER FRUIT。
メンバーは、阿部隼大(あべ・しゅんた)さん、堀内結流(ほりうち・ゆいる)さん、星野晴海(ほしの・はるみ)さん、小田惟真(おだ・いしん)さん、田倉暉久(たくら・てるひさ)さん、松本勇輝(まつもと・ゆうき)さん、鈴木志音(すずき・しおん)さんの最年長20歳、最年少16歳からなるフレッシュな7人組。
ファンの間では、“スパフル”の愛称で親しまれています。
そんな彼らが、12月20日(水)に1stアルバム「青い果実」をリリース。
フジテレビュー!!では、7人にインタビューを行い、アルバムの聴きどころや、進化を続ける彼らのこれからの展望を聞きました。
<社会現象“チグハグ”でのデビューから1年!進化を続けるTHE SUPER FRUITの2023年一大ニュースは?>
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スパフルの挑戦が詰まった一枚!メンバーの個人的おすすめ曲は?
<THE SUPER FRUIT インタビュー>
――1stアルバムのリード曲「青い果実」はどのような曲に仕上がっていますか?
星野:「青い果実」は、まだ未熟で色づいていないもののことを指していて、僕たちのメンバーカラーにはない色なんです。
僕たちは、まだまだ未熟だけれど、これから活動していく上で「まだ何色にでも染まれる」「何色にでもなれる」という希望を込めた一曲になっています。
――聴きどころ、ポイントを教えてください。
星野:この曲は、スパフル初の7人歌唱曲です。
今までの楽曲では、最大でも3人で歌うパートのみで、今回、初めてラストのサビを全員で歌うので、シンプルに人数の迫力を感じられます。
堀内:7人のパワーを感じる!
星野:7人での歌唱パートは、心強いというのもありますし、すごく新鮮で楽しいです。
――アルバムには、デビュー曲から最新曲まで、全12曲が収録されていますが、皆さんのおすすめ曲は何ですか?
田倉:僕は「叫べない僕らの」がおすすめです。
もともと僕がパフォーマンスしてみたかった曲調というのもありますが、シンプルにいい曲なので、何度でも聴いてほしいですし、歌詞にキザなセリフも多いので、そこに注目して盛り上がってもらえたらうれしいです(笑)。
鈴木:僕は「青い果実」をおすすめしたいです。
勇気付けられる歌詞がポイントで、不安を抱えながらも、それでも前へ進もうという方々に寄り添って、背中を押す一曲になっていると思います。
松本:僕も「青い果実」がお気に入りです。「大人げないなんて知らない」という歌詞の、もともとの考えを一度打ち破って、自分のできる正解を一つずつ試していくというニュアンスがすごく好きなので。
「とりあえず前に進もう」というメッセージに、僕自身も励まされたので、ぜひ注目してほしいです。
堀内:僕のおすすめ曲は「愛の仕組み」です。
明るい曲の多いスパフルの中で、また違った一面を見せている曲になっていて、僕は個人的に椎名林檎さんが好きなのですが、ちょっとそっち寄りなディープな音が入っていたり、ラップパートもあります。
「あまり聴かないジャンルかも」という方にも、ぜひ聴いていただいて、新しい出会いになってくれたらうれしいです。
小田:僕も「愛の仕組み」がお気に入りで、ラップパートは僕が担当させてもらっています。
グループの新たな一面をみせる曲というのもありますし、僕のラップを聴いて、普段とのギャップを感じてもらえたらうれしいです。
星野:僕は「曖昧なまま物事を進めてもいいんだよ」というメッセージが込められた「I My Me Meow」がお気に入りです。
白黒はっきりさせたがる世の中で、曖昧に終わらせるのは難しく、それができるのは、自分自身をしっかり持っている人だなと思うんです。
この曲の「I 」「My」は「曖昧」と、「Meow」は猫の鳴き声とかかっていて、自分自身を指す人称と、猫にはマイペースで独立したイメージがあるので、そこがまた「自分自身をしっかり持っている」とリンクしていて面白いなと思いました。
曲調がポップで可愛らしいところもおすすめポイントです。
阿部:僕のお気に入り曲は「ポップコーンフィーバー」です。
スパフルの曲は、テンションの上がる曲が多いのですが、これはその中でも1、2位を争うくらいに盛り上がる曲になっています。
深く考えなくてもド直球で入ってくる歌詞に、今回はメンバーの暉(田倉さん)が振り付けを担当していて、これからライブを重ねて、ファンの方と一緒に盛り上がれる曲に育っていくんじゃないかなと思います。
堀内:福岡で行われたアルバムのリリースイベントで、この曲を初披露させていただいたのですが、イベント後の特典会でファンの方に「めちゃくちゃ楽しかった」「冬の寒さを吹き飛ばしてくれた」と言ってもらえました!
――ファンの方からも好評とのことですが、田倉さんは振り付け考えてみていかがでしたか?
田倉:構成も含めて、初めての経験だったので、やはり大変でした。
テーマパークっぽく大きなフリで、みんながマネしやすく楽しめるようにしたいという思いで作ったので、まだ一度しか披露していませんが、これから、一緒に踊って盛り上がれる曲になっていったらいいなと思います。
――ほかのメンバーの皆さんはいかがでしょう?
星野:ファンの方々もそうですが、踊っている僕らも楽しいので、めっちゃいいです。
鈴木:マジ楽しいです。テンションが上がります!
――点数をつけるとしたら…?
星野&鈴木:120点です!
松本:500点!
阿部:1万点です!
田倉:好評みたいでよかったです…(照笑)。
スパフルの近況報告!「今年、初めて体験したことは?」
――1stアルバムにかけて、今年“初めて”体験したことを教えてください。
堀内:僕は、大学の履修登録を初めてしました。
母に相談したら「これは大人の第一歩だよ」と言われて、友だちと相談しながら選んだのですが、結局適当に選んでしまい…。
内容の難しい授業に当たっちゃったので、来年こそは、この経験を生かして、もっといい履修選択をできるように頑張ります!
田倉:ちなみに、難しい履修って?
堀内:宇宙学!宇宙が好きで、学びたいと思ったのですが、光の計算や、数字をアルファベットに置き換えた計算などが難しすぎて…。
少し後悔もしたのですが、やはり新しいことを学べるというのは刺激があって楽しいので、もっと頑張ろうと思います!
星野:僕は最近、初めてパクチーを食べました。そしてハマりました!
パクチー専門店に連れていってもらって、パクチーのサラダ、坦々麺、ピザ、パスタを食べたのですが、めっちゃ美味しくて、僕の中で今、パクチーブームが来ています!
小田:僕は今年、初めて朗読劇に出演しました。
顔合わせからそのままリハーサルといったスケシュールで、緊張もあったのですが、最終的には楽しむことができました。
朗読劇を通して、なかなか上手くいかず悔しい部分があったり、普段はできないことが学べたので、いい経験をさせてもらったなと思います。
田倉:僕もこの夏、初めて舞台に出演させていただいて、自分の中の新しい扉を開くきっかけになったので、今でも色濃く記憶に残っています。
素敵な方々と共演させていただいて、吸収できたものもあるので、これから演技の仕事をいただいた際は、もちろん全力で頑張りたいですし、演技以外の形でも自分なりに学んだことを生かしていけたらなと思います。
松本:僕も、初めての舞台のお話をいただいたことが印象的でした。
今回は、舞台のセリフやダンスを覚える中で、同時にスパフルでもアルバム曲のダンスや歌を覚えなくてはいけなくて…。
覚えることに苦手意識があり、自分にはできないと思っていたのですが、何回も繰り返してやれば一歩ずつできるようになるんだと自信がついてきて、これからある舞台公演も、その他の仕事も、スパフルに還元できるように頑張っていきたいなと思いました。
阿部:僕は、ワンマンツアーのステージで、初めて1人で歌いました。
普段は6人の顔を見ながらステージに立っているので、少し寂しい部分もありましたが、自分のやりたいことに近づけているなという実感が湧いたので、貴重な経験になりました。
田倉:ツアー中、僕が歌い終わった隼大に衣装を渡す係をやっていたんですけど、僕の方を見てめちゃくちゃ安心した顔をするんですよ。その顔を見て「よかった。うまくいったんだな」と思いながら渡していました。
阿部:メンバーの顔を見るとホッとするんですよね(笑)。
鈴木:僕は、今年初めて二十歳になりました。
阿部:2回目の人とかいないから!
一同:あははは。
鈴木:大人の階段を登ったということで、これからは責任も自分で取るし、しっかりした行動を取れるように過ごしたいと思います。よろしくお願いします!
――大人になったなと実感する出来事はありましたか?
鈴木:自分がグループの中で2番目に年上なので、2人(松本さん・田倉さん)とは同い年なんですけど、その中でも僕がお兄ちゃん的存在なんだなーって改めて思いました(笑)。
田倉:いや、年上でも“お兄ちゃん的”かどうかは違うよ!
松本:一番“お兄ちゃん的”に向いてない(笑)。
一同:はははは。
――最後に、グループとしてのこれからの展望を聞かせてください。
星野:僕たちは今、ファンの方によりステージを楽しんでもらうため、リリースイベントから変えていくという取り組みをしています。
具体的には、スタンプラリーを実施したり、テーマパークっぽいオリジナルBGMをイベント前にかけてもらったり、結流くんが英語で会場アナウンスのナレーションをしたり、お客さんにライブ以外の待ち時間も楽しく過ごしてもらえるような工夫を凝らしています。
リリースイベントでは、まだ限りがありますが、来年に控える初の5大都市ツアー「THE SUPER FRUIT 2nd ONEMAN TOUR – Blue Fruits Tour2024 -」では、もう少し壮大なことができると思うので、僕たちとの時間がお客さんにとって特別な思い出となるように、理想の「スパフルワールド」を作りあげていくことが、今の目標です。
ぜひ僕たちのステージに遊びに来てください。
一同:よろしくお願いします。
撮影:河井彩美
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