広い世界が「MIMARU」の中にある。人と日本が好きで「MIMARU」に集まった多国籍チームが、多様性や個性を高め合い、世界中のゲストに最高の体験を届ける!
第2回 現在の「MIMARU」ストーリー
株式会社コスモスホテルマネジメントが運営する、 “みんなで泊まる” を楽しむアパートメントホテル「MIMARU」は、採用条件を “言語力”と“人と日本が好きなこと”として、日本そして世界からスタッフを集めた。いまでは、世界32の国と地域から集まったスタッフが、東京・大阪・京都のそれぞれの施設で多国籍チームを組み、生き生きと働いている。違いを受け入れ、化学反応を起こしながら、世界中のゲストに最高の体験を届けるために働くスタッフと、スタッフを支える経営&人事の「MIMARU」ストーリーをお伝えする。
第2回は、「MIMARU」の施設で世界中のゲストを日々迎える、文化や経験の異なるスタッフたちは、多様性や個性を認め合いながらどのように働いているのか?入社して実際はどうだったか?楽しさ、やりがいは何か?未来の仲間になる応募者へ届けたいメッセージは?シニアトラベルパートナーの魏 詩軒(ギ シケン)さん、Saucillo Escamilla Alia(サウシージョ エスカミージャ アリア)さん、ホテルマネージャーのFajardo Ace(ファハルド エース)さん、そして、人事部の牛久 彩也乃さんにインタビューした内容をベースにお届けする。
第1回はこちら
https://prtimes.jp/story/detail/ZrNjOniZ1Kr
※インタビューを実施した2023年9月時点の情報となります。
●やりたい仕事で自分の夢をめざせる、ポジション採用とキャリアパス
コスモスホテルマネジメントでは、どんな仕事やポジションがあり、どうやってキャリアを積めるのか? まずは、人事の牛久さんから説明を受けた。MIMARU各施設で働くスタッフは、“トラベルパートナー”というキャリアからスタートする。世界中から訪れるゲストを迎え、安心して最高の体験をお届けできるようサポートする仕事だ。フロントサービスを極めたいスタッフは、シニアトラベルパートナーに進む。また、マネジメントをめざす者には、アシスタントマネージャーからホテルマネージャー、さらにはエリアマネージャーの道がある。本社には、マーケティング、人事、総務、経理、経営企画、事業推進、法人営業などさまざまな部署が存在し、ホテル運営を支え、社内外の関係者を巻き込みながら業務を推進している。そこでも、アソシエイトなどからスタートし、プロフェッショナルかマネージャーを目指していく。「MIMARU」には、やりたい仕事で自分のキャリアを進める仕組みがある。
スタート時は各ポジション採用だが、年に1度、キャリア・異動希望アンケートを実施し、募集している部署と職務を提示した上で面談をし、職務内容、スキル、実力を確認し、双方が合意すれば異動できるという。最近では、施設スタッフから本社に異動するメンバーも増えている。ゲストのニーズ&ウォンツに日々向き合った経験を活かした活躍は期待するところだ。
●ゲストサービスを極めるか、人の管理や運営にチャレンジするか
インタビューに参加してくれた3人のキャリアパス、役職へのコミットメントの高さも興味深かった。魏さんは、ホテルマネージャーだったが、直接にお客さまに向き合う喜びが多いシニアトラベルパートナーに異動を希望。アリアさんはこのインタビュー後にアシスタントマネージャーにチャレンジする。そして、ホテルマネージャーのエースさんは、2年前に入社し、トラベルパートナーとして半年働き、アシスタントマネージャー、ホテルマネージャーを経て、この10月からは複数の施設を束ねるエリアマネージャーに昇進。
●多国籍チームで働く難しさはあるのか?本音のエピソードが飛び出した
「国籍はあまり意識したくない。育ってきた環境や文化が違うこともあると思うが、一人ひとりの個人を尊重していきたい」と、全員が口をそろえた。そうは言っても多国籍チームだと問題は起きるよね?と質問を投げたら、アリアさんがこんなエピソードがあったと話してくれた。出勤したら、ゲストから連絡があったと電話番号の書かれた引継ぎがあった。内容を確認し、必要ならゲストから連絡があるだろうと考えていたが、先輩から、なぜゲストにすぐに連絡しなかったのか?と問われ、衝突になった。電話番号を伝えれば、折り返しの連絡があるとゲストは思うはずだという。しかし、私の国では連絡が欲しければそのように伝える。きちんと話し合うと、それぞれの当たり前が異なることがわかったという。
ホテルマネージャーのエースさんなら、この場合、どのように対応する?と聞いてみた。「まず物事に、正しい、正しくないはない。メンバーの当たり前、仕事のやり方なども違うので、トラブルがあったら双方それぞれに話を聞いたうえで、話し合い場を設け、どうするかを決めていく。状況・ケースを考え、ゲストの思いを考えて、どちらが良いかをスタッフに伝える。」と話してくれた。
また、魏さんからは、言葉の受け止め方が人によって違ったり、曖昧な指示は難しく、結局どうしたらよいか聞かれることも多いという話があった。日本語が母国語ではないスタッフが多いため、同じ言葉でも感じるニュアンスが異なっている可能性がある。そんな時は、日本語と英語で、意図が正しく伝わっているかを確認する。また、日本語にはYES・NOを言わないで済む、中間の表現がある。現場では、指示や依頼をはっきりと言うように意識しているそうだ。
●当社独自のD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)研修を開始
D&I研修は2021年に始まったコスモスホテルマネジメントのオリジナルの研修だ。従業員が増え20を超える国と地域からメンバーが集まった頃、信頼関係の築き方や上司のメンバーとの接し方が課題になってきた。外部研修も検討したが、日本企業の中で多国籍メンバーとの働き方を考える環境を想定した良い研修が見つからなかったと、牛久さんは振り返る。ならば、自分達で作ろうと、グループワークを中心にした内容を開発したそうだ。理解編と実践編に分かれている。受講した感想をそれぞれに聞いた。「ゲストは常に目の前にいるので、まず対応し、その結果を確認し、次はどう改善できるかをいつも考えて行動している。ダイバーシティも同じだった。臨機応変に対応するということが大切だと学んだ」「良い研修だった。それぞれ思考の特徴だけでなく、コンディションやハンディの違いもある。インクルージョンとして、違いをあえて分ける必要がないと感じた。」「運営部以外のスタッフも参加しているので、これまで以上に違う考え方を持っている人が多く勉強になった。もっと円滑にコミュニケーションをとりたいと思った。トラブルがあったときに、研修で受けた内容をメンバーにシェアし、メンバーにも参加を促している」と、満足度は高かった。
●多国籍な環境で働く楽しさは?
多国籍な環境で働く楽しさはなんですか?と聞いたら、たくさんの答えが返ってきた。「母国のゲストを迎えるときに、母国語で話すと喜んでもらえる」「言語による会話の違いを楽しんでいる」「日本以外の国に関心を持つきっかけがなかったが、多様な母国を持つスタッフやゲストとの会話を通じて、他国の文化を学べる」「他国の話を聞くと面白いし、そこに行った気分になる。さまざまな考え方も知り、視野が広がる」と、話が尽きそうになかった。
来日前に、日本語学校の先生や友人から日本企業の話を聞いた際は、固苦しかったり、意見を尊重してくれなかったりするというアドバイスを受けたそうだ。また、海外の日本企業で働いた経験がある人は、日本のやり方、ルールを守ってもらうようにすることが仕事だったと残念そうに話してくれた。コスモスホテルマネジメントにはそんな雰囲気はなく、自由さがありカラフルだという。
●未来の仲間へ、心からの応援メッセージ
最後に、これから仲間として働くかもしれない入社希望者へのメッセージを全員からもらった。最初は魏さんだ。「世界が広い、そして世界がMIMARUにある。その世界の一員として共に働きましょう」。続いてのアリアさんは、母国語のスペイン語の単語を発した。『perseverancia』、日本語に直訳すれば、忍耐や根気という意味だ。「何度でも立ち上がろうとする時に、メキシコ人が心に思う、『perseverancia』を届けたい。自分の夢にたどり着くかなと心配な時もあると思うけど、諦めずに少しずつでも進めば、いつかは目標に届く」。そして、エースさんから。「「MIMARU」を漢字一文字で表現すれば『人』だと思う。商品も良いけれど、私たちの強みは『人』。『人』という漢字のように、みんなが支え合って同じゴールをめざしていきましょう」。
●第3回 未来への「MIMARU」ストーリー 予告
次回の最終回は、未来への「MIMARU」ストーリーとして、日本を代表するダイバーシティ企業を目指すコスモスホテルマネジメントの決意や、スタッフへの期待、人事のあるべき姿、これから「MIMARU」が目指すゴールについて、取締役の塩見 良二さん、人事部長の東 真紀子さんのインタビューした内容をベースにお届けする。
●参考情報
<コスモスホテルマネジメントのCorporate Philosophy(企業理念)>
「私たちは、世界中の人々に最高の体験と喜びを提供します。従業員の夢と幸福を追求します。常に新しい価値をつくりだすことで社会に貢献します。」
<コスモスホテルマネジメントのOur Principles(行動指針)>
1. 違いを受け入れよう
2. 化学反応を起こそう
3. 自ら機会をつくり、機会によって自らを変えよう
4. 仲間の挑戦を応援しよう
5. 信頼関係を育てよう
<The MIMARU Way>
1.ゲストの真意を理解しよう
2.ゲストの心をあなたらしく満たそう
3.ゲストのためにどの瞬間もベストを尽くそう
<組織情報>
株式会社コスモスホテルマネジメント 2023年9月末時点の人員構成:
正社員数218名(外国籍61%)、施設スタッフ150名(外国籍83%)
コスモスホテルマネジメント採用情報:https://www.cigr.co.jp/chm/recruit/
アパートメントホテル公式サイト:https://mimaruhotels.com/
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