<福田麻貴(3時のヒロイン) インタビュー>
地元・大阪でのアイドル活動を経て、25歳で上京、お笑いを志した福田さんは、自らの経験もあり、感情がこもったナレーションを披露。彼女たちの奮闘をどう見たのでしょうか。番組の見どころなどを、収録後に語ってもらいました。
──オファーを受けた時の心境を聞かせてください。
単純にビックリしました。いつもスケジュールは、マネージャーさんが登録してくれたものを確認するのですが、バラエティのスケジュールと一緒にしれっと入っていて。「え?あの『ザ・ノンフィクション』?」みたいな感じでした(笑)。
──ナレーションを読んだ感想は?
もう自分のことのような感じがして…いろいろ思い出しましたね。親や講師の方に言われた言葉とか。私も1年ちょっと前までは、カナコさんやせろ里さんと同じような状況だったのですごく胸打たれました。
──見どころをお聞かせください。
私は、声優という仕事の華々しい部分しか知りませんでした。華やかなイメージがあったけど、その裏に、こんなにも光に当たってない人がたくさんいるんだ、と。そういう厳しい世界なんだということを目の当たりにして、すごくグッときました。
今回、ナレーションをしていて印象に残ったのは、「医者とか弁護士は頭が良くないとなれないってみんな分かっているけど、声優ならなれると思ってる」という、声優事務所の採用担当者の言葉。
本当にそうだなと思って。華やかなだけの職業ではなくて、めちゃくちゃ努力と才能と、持って生まれたセンスが必要な職業なんだな、と知ることができました。その、声優という職業の見えない部分を見ていただけたらと思います。
収録後、福田麻貴さんがナレーションの一部を披露してくれました。