安田顕主演、山田裕貴出演の映画「ハザードランプ」が2022年に公開されることが決定した。
「ハザードランプ」は、代行ドライバーというさまざまな客を乗せる仕事に焦点を当て、夜の街の人間ドラマと、2人の男の奇妙な関係を描くオリジナル作品。榊英雄監督×脚本・清水匡という映画「アーリーキャット」(※)コンビが再びタッグを組み、映像化する。
※窪塚洋介主演し、降谷建志(Dragon Ash)がバディ役を演じたクライムサスペンス作品。2017年公開。
地⽅都市で代⾏ドライバーとして働く須⾙(安⽥顕)。ある満⽉の夜に、新⼈ドライバー刈⾕(⼭⽥裕貴)とタッグを組むことに。「──満⽉の夜には何かが起こる。実際に、⼥⼦中学⽣が誘拐されたのも、満⽉の夜だった!」。
そんな同僚の⾔葉を背に仕事に向かう2⼈だったが、さまざまな酔客の相⼿をするうちに、思いもよらず過去が交錯していき…。
主⼈公・須⾙を演じるのは、演劇ユニット「TEAM NACS」メンバーで、映画・ドラマ・舞台など数々の話題作に出演、硬派な役から個性的な役まで幅広く演じることに定評のある安⽥顕。
その代⾏ドライバーの相棒として一夜を共にする刈⾕役を、多数の映画に引っ張りだこの ⼭⽥裕貴が演じ、数時間のうちに変化していく男たちの物語に深みを与えている。
ふたりの過去に、一体何があったのか…!?交錯する⼈間ドラマは、濃く、深く、そして時に滑稽で…地⽅都市の夜に浮き彫りになる男たちの物語に注目が集まる。
<安田顕 コメント>
最初はハードボイルド、クールな作品という印象でしたが、結果、さまざまな⼈間模様を描いたヒューマンな作品になった気がしております。
約3週間の福井ロケ。連⽇の⾬、⾵、雪。お天道様に試されているような現場でした。各シーン毎、榊監督と話し合いながら撮影に臨みました。
⼭⽥裕貴くんはじめ、⼤好きな俳優さんたちとご⼀緒できたこと、榊組のスタッフの皆さまとともに撮影できたことに感謝申し上げます。完成を⼼待ちにしております。
<山田裕貴 コメント>
声をかけていただき思ったのは、また安⽥顕さんとまたお芝居できることに喜び、有無を⾔わさず「やりたい」と思いました。
以前⽗と息⼦として、共演させてもらったときに、⾃分の⽗親と接しているような、“本物”の感覚をお芝居で味あわせてもらったことがずっと残っていて、このハザードランプの本を読んだときも、⽣きた⼈物たちを、熱く、悲しく、儚く、⽣きることができる想像がすぐ出来たことを覚えています。
そして、撮影に⼊れば、まさにそのとおり。脚本の想像を超えるセッションに、⾃分の⼈⽣より、⼼が動いているのではないかと、⾃分の世界を疑いました。それくらい刺激的で、濃密な時間でした。福井県でのオールロケ。福井の⼟地、ぬくもりに感謝しています。ぜひ、お楽しみに。
最新情報は、映画「ハザードランプ」公式サイトまで。
©2022「ハザードランプ」製作委員会