サントリー緑茶「伊右衛門」ブランドから、新発想のブレンド茶「伊右衛門 京都ブレンド」が発売。宮沢りえが出演するテレビCM「伊右衛門 京都ブレンド 伊右衛門さんに物申す」篇が4月6日(火)から、全国でオンエアされる。

今回のテレビCMは、宮沢が、本木雅弘演じる伊右衛門さんに対し「伊右衛門 京都ブレンド」について問いかけ、そのおいしさを体験するもの。新商品の第一弾となるCM撮影に現場はワクワクと緊張が入り混じっていた雰囲気に包まれていたとか。

その中でも、本木と宮沢は凛としたオーラを放ち、終始落ち着いたそうで、掛け合いシーンもまるで本当の夫婦のような微笑ましさをにじませていたという。

<宮沢りえ インタビュー>

──CM撮影の感想をお聞かせください。
「伊右衛門」シリーズのCMが18年目ということで、実家に帰ってきたような懐かしい、ホッとする場所だなと改めて思いました。今回は真っ白のセットでとてもスッキリしていて、身が引き締まる思いでした。

──京都の思い出やおすすめの場所があれば教えてください。

歴史的な建物や空間を1度は巡ってみるもの良いと思うのですが、お仕事でもプライベートでもうかがう機会が多くて、だいたいの神社や仏閣はすでに見て回ったので…今は鴨川に行くことが多いです。二条あたりから北へ上がっていく、風景がとても好きです。

ワンちゃんのお散歩をしている方や、シートを敷いてお茶をしている人、ジョギングしている方など、京都の方々の日常を感じられるところがとても好きです。鴨川から見る山もキレイですし、紅葉も美しいです。

蛍の時期は高瀬川という鴨川のわきに流れている細い川に蛍がいっぱい来るんです。見たときはとても感動しましたし、記憶に残っています。また見たいなと思っています。鴨川あたりは何気なく散歩をしてほしいです。

──家の中で過ごす時間が多くなっていると思いますが、どのように過ごしていますか?

家族みんな植物がとても好きで、たくさん植物が家にあります。4、5月の新芽の出る季節が特にとても好きで、去年はこれぐらいの時期から大変だったので、普段日常で当たり前だったと思っていることとか、身近なことにピントが合う時間がありました。

当たり前のことがとても新鮮に感じましたし、愛おしく感じていました。もちろん大変な時期ではあるのですが…仕事で駆け抜けてきた時間とは違う時間をかみしめています。

あとはすっごく料理していますね。外食ができないので、食事のレパートリーがとても増えました。

──宮沢さんが今年の春に新たに挑戦してみたいことはありますか?

私にとっては役を演じることは毎回挑戦だと思っています。あとはプライベートでは、絵を描くことが好きなので、大きなキャンバスに時間とエネルギーをかけて挑戦したいなと思っています。

本当に挑戦したいことはいま、やっていることも含めてたくさんあるんですよ。演じるとか映像を作る以外に別の創作意欲が沸いているので、迷わずトライしていきます。