視聴者が“今最も見たい女性”に密着し、自身が課す“7つのルール=こだわり”を手がかりに、その女性の強さ、弱さ、美しさ、人生観を映し出すドキュメントバラエティ『7RULES(セブンルール)』。
4月6日放送回では、料理愛好家・平野レミを姑(しゅうとめ)にもち、食育インストラクターとして活躍する、和田明日香に密着した。
今月発売される和田の料理本は、通販サイトで予約が殺到するほどの人気。しかし、和田は結婚するまで、料理が全くできなかったという。
「料理は工程が1個しかないレシピもあるので。(家族に)短い時間で何か作ってあげたいと思っている人に、『これだったら出来るんじゃない?』とレシピを届けるのが役割なのかなと思っている」と語る和田の、7つのルールとは。
ルール①:レシピは誰でもすぐ手に入るもので考える
「どこに売っているのそれ?」「買ったって、1度使ったあとに他の料理での使い方が分からない」といったものは買わず、全国どこでも「作りたい」と思った人が、近くスーパーで手に入る材料を使い料理を作る。
和田は「オーブンや特殊な道具を使ったりしないと作れないものは、やらないようにしています。得意じゃなかったからこそわかる、煩わしさみたいなものがある。それが強みなのかなと思っていて」と自己分析。
これについて、スタジオの長濱ねるは「ハーブを買ったけど余って、何に使えば良いんだろうということがあったりして」と、同意。
また、同じくスタジオのYOUが、ゲストの平子祐希の妻・“真由美ちゃん”の「ルール①は何ですか?」と尋ねると、平子は「大前提としては、圧倒的に愛し合う。家の中ですれ違うときには、どこか触り合うとか」とニヤリ。「初めてハグしたときに、お互いの一致感が強すぎて真由美ちゃんが『私たち、もともと1つだった?』って聞いてきたんです」と、情熱的なエピソードを披露。
長濱は、目を丸くし「羨ましいですね」とつぶやいた。
ルール②:仕事は夕方5時まで
3人の子を持つ母である、和田。子どもを迎えに行き、晩ごはんの買い物をして、帰宅して料理。遅くとも夜7時までに「いただきます」をしようとすると、5時までに仕事を終わらせないと、間に合わないという。
ルール③:夕食は36分以内に作る
普段から、炊飯器の早炊き機能を使用している和田。その時間が36分のため、その間におかずを作るという戦いに、日々挑んでいる。しかし、時間がない中でも「だしは取る。味は妥協したくない」と、母としてのこだわりを見せる。
ルール④:嫌いなものでも食卓に出し続ける
自宅を密着した際に、「梅の味付けが苦手」で、鶏肉を食べきれなかった長男。それについて和田は「嫌いなものは出しても食べないんですよ。でも家族が美味しそうに食べている姿を見て、いつかは食べられるようになって欲しいので、出し続けます」と明かした。
そこには、海の生き物が苦手で、まったく魚を食べなかった長男が、美味しそうに食べている家族の姿を見て、ある日突然食べ出したという、過去の成功があった。
「子どもの頃から、野菜がずっと食べられない」というスタジオの尾崎世界観は、「ああいう感じで出してもらえると、うれしいですね」と、和田のルールを称賛。「野菜を食べられるようになっておけばよかったなと、ずっと後悔しています」と続ける尾崎に、スタジオの青木崇高からは「今日からでも直せるでしょ」と鋭いツッコミが。しかし、YOUは「でも私は、逆に食べて欲しくないです」と笑わせた。
ルール⑤:朝食は自分 お弁当は夫
毎朝お弁当を作り続け、この春で5年目になるという夫の率さん。後から起きてきた和田は、その横で朝食を作る。「勝手に作るようになってくれた」と話す和田だが、夫は「妻は朝起きるのが苦手で、起きないから作っている」と理由を付け加えた。
ルール⑥:レミさんとは本音で話す
近くに住んでいる姑の平野とは、毎日のように顔を合わす和田。この日も平野は「子どもたちのために」とあんぽ柿を持ってきた。そんな平野について、和田は「本音と建前みたいなのが苦手なタイプなので、本心本音でぶつかった方が変な誤解がないだろうな」と思ったことから、本音で話しているという。
実の母が亡くなって2年。「お母さん」と呼べる唯一の存在である、平野のことは親のような感じで、その関係に無理はない。
ルール⑦:お母さんのひとりとしてレシピを届ける
食育インストラクターとして活躍する一方で、職業については、いまだに「主婦」と書いてしまう和田。
「お母さんでいるからこそ見える、困ったこととか日々の大変なこととかが、たくさんあると思うんですよ。そんなときに「そうすればごはんは楽チンになるのね」といった風に、少しでも楽になってもらえれば、仕事をしている意味もある」と、思いをポツリ。「もし必要だったら頼ってください」くらいに思っているだけだと補足した。
平子の思い切った行動に、尾崎世界観「すごいですね」
和田の言葉を受けて「井戸端会議で『こんなレシピは簡単だよ』って、紹介してくれているような気軽さですね」(平子)、「生活の地続きな感じがしますね」(青木)と、コメント。
とここで、独身の尾崎より、義理の親との敬語とタメ口の境目についての質問が。芸人として売れていなかった頃の結婚で、義理の父から反発があったという平子は、初めての食事の際に、「お前、敬語の1つも使えないのか?」と厳しい言葉を受けたが、『だって親子になるんじゃん』と、口にしたことを告白。
敬語にしてしまうと、ずっとその関係が続いてしまうことを予想し、敢えて使わなかったという平子の思い切りに、尾崎は「すごいですね」と感心していた。
さらに長濱が、相手の親との関係性について質問をすると、青木は「僕は、初めに会うときは、手土産を持って行きましたね。好物が何かを聞いておいて、渡したものを喜んでもらえたら『良かったな』って思えた」と、当時のことを振り返った。
人気急上昇中サバイバルアイドル・かほなんに密着
次回、4月13日(火)の『7RULES(セブンルール)』は、YouTubeチャンネルの登録者数35万人。若い女性らしからぬ過酷なサバイバル動画で人気急上昇中のサバイバルアイドル・かほなんに密着。
コロナ禍で仕事が激減した東海地方のご当地アイドルが、芸能界での生き残りをかけて転身。「誰かを元気にしたい」「世の中を元気にしたい」という思いを胸に、ひとりっきりで未開拓の山に入り、大自然と格闘しながら動画を撮り続ける彼女の7つのルールとは。