4月26日(月)、伊藤かずえが30年愛用した、日産自動車株式会社(以下、日産)の「シーマ」の入庫取材が行われ、伊藤がシーマを運転し、来場した。

昨年10月に、伊藤の愛車、シーマの1年点検の際のSNSへの投稿がきっかけとなり、30年以上に渡りシーマを大切にしてきたことが判明。すると、SNSやメディアで大きな話題となった。

投稿を見た人から「やっちゃえ、日産!」「日産はレストアを検討して!」といった多くのコメントが、日産の公式SNSにも書き込まれた。そのため、日産社内では「何かできないのか」という声が上がった。その後、有志によるチームが立ち上がり、伊藤への「日産からの感謝の想い」を、レストア(※)という形で応えるという取り組みが開始した。

※レストア…劣化した車両を新車同様の状態に復元すること。

愛車の引き渡しについて、伊藤は「『そろそろレストアを考えてみては?』という意見をいただき、考えていたところに日産からレストアのご提案をいただきました」と回顧。SNSでの反響については、「Twitterのフォロワー数が、1日で1万人増えて、こんなにも注目度が高いのかと思いました」と笑顔を見せた。

シーマとの半年間の別れについて伊藤は、「娘が生まれてチャイルドシートでシーマに乗っていたのが、昨日のように感じます。今では、娘もシーマを運転しています。30年も乗っていると、車に魂が宿っているように感じます」と振り返った。そして愛車に、「今までありがとう、新しくなってからも頑張って乗せてください」と声をかけた。