みなさん、前回、ラストの、衝撃!!!もうご覧に、なりましたよねッ!!??(鼻息ッ)

刈部(鈴木亮平)とあいこ(吉岡里帆)のラブキッス!!もうご覧に、なりましたよねッ!!??(興奮ッ)

あー思い出しただけでも恥ずかしい!!…だけど、すっごい良かったよね!?あのラブキッス!!すっっっっごい!!良かったよね?ね??ねッ!!??(興奮しすぎ)

ラブ…、キッスだって……。キャー!!なんて、恥ずかしい響き!!!やっぱり、ちょっと、その辺、言語化するには自分的に整理できない…恥ずかしすぎるから、“キスシーン”じゃなくって、ラブキッスとか言っちゃうよね。あー、なんて自分、恥ずかしいの!先月38歳になったばっかりの、正真正銘、アラフォーのおっさんだってのに、テレビドラマのキスシーンごときに顔赤らめちゃうだなんて、中学生かっつの!もう恥ずかしいったらありゃしない!!

で、僕、このレビューを依頼された時、決意してたんですが、どんな作品でも、“萌え目線”では語らない、いくら自分がどんなに興奮したからって、ドラマ通の目線は外さず、“かっこいいから”、“かわいいから”ってだけでは語らない…って決意した…つもり…え?そうじゃないって?…“つもり”だっつってんじゃん、だから、許してください…だったんだけど、僕、今、完全に、萌えております!!刈部が、あいこが、あまりにもかわいすぎて、完全に萌えております!!(二回目)萌え目線で語らせていただきますッ!!!…って、38歳のおっさんが、“萌え”宣言って…あー、なんて恥ずかしいの!!(無限ループ)

だけどさ、まさか、こんな気持ちになるだなんてね…。ラブコメだから、そういうシーン、あるんだろうなってね、予想はね、してたんだけどさ。1話見た段階だと、刈部とあいこで、キスシーンがあって、それで、萌えちゃう…だなんて、当時の僕(つい最近なのに)に教えても、絶対信じないですよ。だってさ、僕的に漫画で例えるなら、鈴木亮平さんは劇画タッチで、吉岡里帆さんはナチュラルタッチで、二人の作画って、全然違うじゃないですか!?劇画タッチとナチュラルタッチが、キスをする…って、ありえないし、合わないし、そもそも連載雑誌も違うじゃないですか!?(意味不明)なのに、そんな二人がひかれあって、それがすっごく自然で、いつの間にかすぎで、きっかけとか思い出せないくらいグラデーションが美しくって、ああもう、二人とも、付き合っちゃえよ!!いいからもう、付き合っちゃえよ!!!って完全に僕がなっちゃった、そのピークもピーク、頂点!の時にあの、あのラブキッス!!!!ですよ?そら、悲鳴あげるよね?しかも、なんつーかさ、じっとりと見つめあって、お互いの気持ち確かめ合って、確認してからの、生々しい感じのキス…じゃないかんね?突然の、強引な、だけどわかり合ってる…あいこ、何をごちゃごちゃ言うとんねん!!しゃらくせー!!キッスだからね!!二人をキスさせるには最高のシチューション、タイミング、メソッドだったよね!?僕ね、何のドラマとは言いませんが、大好きだったドラマ(恋愛ものではないんだけど)で、二人にはそういう関係になってほしくなくって、そうだとしても見せてほしくなくって、視聴者ににおわすだけでいい、恋愛話に踏み込まなくていい、ましてやキスとかすんじゃねーぞ!って思ってた、最後の最後、案の定、キスしちゃったもんだから、二度と見るか!!って記憶から消し去った作品あるんですよ。だから今回も、そういう気配、無きにしもあらずだったんすよ。いくらラブコメとはいえ、そういうシーンがあるっていうのは当然としてもね。なもんで僕の納得のいくキスシーンじゃなかったら(何様)、そこはごめん、レビューではガン無視しようと思ってたんすよね!!(どういう意気込み)…でも、ほら、ごらんなさい?(誰)僕、こんなに興奮してるの!!キッス、キッス、うるせーの!!こんなにキッス連呼する原稿あります!?(変態)

っとまあ、前回ラストがあまりに興奮したからって、キッス連呼するだけの“キッス関連”でこのレビューの大半を費やしてしまいましたが、あのラブキッスの後、その後!!のお話が、これまた、すっごくいいの!!だから、第9話も、興奮、冷めやらぬ!!ですよ!!!

で、そんな今回、二人の関係がまだ“確定”しないまま、キッスしちゃったもんだから、その“戸惑い”を、二人はもちろん、周辺のキャラクター全員!ホントに全員!巻き込んで、コメディとして描く“キッスのその後”がこれまた最高なの!!

特に、こんなにまさかコメディリリーフ要員として活きてくるとは思いもしなかった…竜星涼くん!俺たちの早瀬が、またしても大活躍するの!!面白キャラとして、すっごい成長したよね…(人間としての成長は知らんけど)前半のレビューでこんこんと説教した甲斐があったよ!!

で、前半、あまりにもおかしすぎて、やっぱりこのドラマ、ラブコメとしての矜持あるよなー、なんて感心してたら、後半、めっちゃくちゃいい話が待ってんの!!…っていうのが、前回の衝撃の合間に挿入され、次回予告でもほんのり明かされた…「“刈部まりあ”の正体問題」…え!?今、それいる!?せっかく二人がキッスまでいったってのに、それ、いる!?今、いる!?そもそも、“刈部まりあ”が誰であろうと、そんなの、この物語に関係、ある!?いらなくない!?…とかなんとか、興奮しつつも、だからこそ、この興奮冷めさせないで!!ってそう思ってた…勝手に、一人で、そう憤ってた自分を、見事に裏切ってくる、今、この終盤だからこそ、二人がキッスした後だからこそ活きてくる、“今、いる!!”ドラマが、待ち受けているのです!!それがさ、刈部と向後さん(片岡愛之助)二人の、知られざる関係性が明かされる…ってのもそうだし、それに対するあいこのリアクションがさ…涙、涙なんすよ…。

で、で、で!!そもそも、前回の衝撃!!がね!ただの衝撃“だけ”、じゃなかった!!ちゃーんと、今回にも繋がってくる!!!っていう、見事で美しい構成にうなります!!…って、いや、“うなる”とかカッコいいもんじゃないな、もっかい、今回のラストにも!なんと!!前回以上に…、絶叫!!!するシーンが!!!(もう自分が心配)だから、もう、見ないと、損しかしないよ!!!???

text by 大石庸平(テレビ視聴しつ 室長)