<あらすじ>
認知症を患った平(時任三郎)は望み通り、岩手県仙ノ浦の老人ホームに移り、朝顔一家は、朝顔(上野樹里)、真也(風間俊介)、長女・つぐみ(永瀬ゆずな)、次女・里美(中村千歳)の家族4人の暮らしが始まった。成長したつぐみは、ときに反抗的なことも言い、真也を少し寂しくさせながらも、愛にあふれる幸せな日々が続いていた。
そんな折、溺死と見られる遺体が発見される。遺書も見つかっており自死と思われたが、解剖を通じて溺死にしては不審な点がいくつか見受けられ、他殺の可能性が浮上する。
また、感電死とみられる遺体が続けて見つかり、解剖の結果から2つの事件のつながりが判明する。懸命に捜査にあたる真也は、山倉(戸次重幸)や森本(森本慎太郎)ら強行犯係のメンバーとともに、その先にある大事件に肉薄していく。
同じころ、つぐみは「じいじ(平)を見た気がする」と、近くにいるはずのない平について不思議なことを話し始め…。